【シーマ現象、セリカ…】ボクらを熱狂させたあのブーム 今いくらで売ってる?

■ブーム4/1987年以降「ST165セリカ」

ST165型セリカGT-FOURは、ベベルギア式のセンターデフを持つフルタイム4WD。185㎰/24.5㎏m発生の2L、3S−GTEエンジンを搭載し、WRCでも活躍。1990年にはカルロス・サインツにより、日本車初のドライバーズタイトルを獲得した

■ブームの概要
1987年に公開された映画『私をスキーに連れてって』内に登場。2台のGT-FOURが雪道でレースをするなど、それなりにカッチョいいシーンもあり、セリカGT-FOURはスキー場を目指す当時の若者の憧れとなった。

劇中、スタックしているクルマに対し、「しょせん4駆の敵じゃないね」などと発言し横をスルーするシーンがあるが、助けてあげるくらいの気概がほしいものだ。

■今の値段
最終モデルでも30年落ちだが、いまだに100万円以上の強気な値付けの個体多し。

■ブーム5/1980年代中頃~「チョロQ」

現在でも販売されているチョロQ。これは最新モデルのNSXで価格は2376円(タカラトミー)

■ブームの概要
ディフォルメされた丸っこいボディにプルバック式ゼンマイを搭載した玩具で、可愛い姿からはやや意外とも思えるスピードと350円という価格もあり、最盛期には年間1000万個を売る大ヒット商品となった。
2009年にスタンダードチョロQシリーズの生産は終了したが、2011年にはトミーテックから「チョロQ zero」シリーズが発売。現在まで継続されている。

■今の値段
現在も続く「チョロQ zero」は大人向けのシリーズで、価格は幅があるが約2000円代。

■ブーム6/1980年代後半「シベリアン・ハスキー」

犬ゾリを引くほどなので力は強い。1日の必要運動量も相当なので、購入の際は信頼できるブリーダーから、よく話を聞こう

■ブームの概要
「花とゆめ」に連載されていた漫画『動物のお医者さん』の大ヒットで、一躍ブームに。オオカミを思わせる精悍な風貌を持ちながら、人懐っこい性格というのが魅力。

しかし、体高約60㎝で体重20㎏以上にもなる大型犬種ゆえ力が強く、きちんとしたしつけも必要であるため、扱いきれない人が続出。悲しい運命を辿ったイヌも多かった。

■今の値段
専門知識を持ったブリーダーから購入する場合、30万円程度で購入可能。もちろん最後まで飼いきれる自信がある人しか買っちゃダメ。

■ブーム7/1980年代前半「赤いファミリア」

5代目ファミリアは1980年6月デビュー。ハッチバックのイメージが強いがセダンもあった。1983年にはファミリア初のターボ搭載グレードを追加

■ブームの概要
初のFFレイアウトを採用した5代目ファミリア。優れた操縦安定性とユーティリティを持ち、マツダもそれを当時提供していたラジオ番組で盛んに宣伝したことで、大ヒットを記録した。

人気はXGグレード。走りは当時のFF2BOXとしてはスポーティでハンドリングで走りはおもしろかった。赤のボディカラーにブラックのスポーティな内装が人気で、助手席側のダッシュボード上に椰子の木のミニチュアを置くのも流行った。

当時の流行語に「陸サーファー」というものがあるが、それはこのクルマのルーフにサーフボードを載せ、それでいて決して海に行かないユーザーを揶揄したもの。

■今の値段
青春時代に買えなかった人が、今になって探している、そんな人が多いのか、中古車価格は80万円~と高騰している。

次ページは : ■ブーム8/1997年頃「たまごっち」

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