■昨年のS208、今年のRA-Rに続く発表
2018年12月28日、スバルのモータースポーツ統括会社STIは、2019年初頭に開催されるデトロイトショー(プレスデー2019年1月14~15日/一般公開日1月16日~27日)にて「S209」を初公開する、と発表した。
上記公式リリースとともに公開された写真はこの1枚のティザー写真(フロントグリルとエンブレムのアップ)のみ。
添えられたプレスリリースによると、詳細は現地時間1月14日午後0:40(日本時間1月15日午前2:40)よりスバルブースで開催されるSTIの平川良夫社長の記者会見にて明らかにされるという。
ぐぬぬぬ、今回明かされた情報は、車名が「S209」だということのみ。
しかしある程度クルマが好きな人間であれば、その名が何を意味するかはすぐにわかる。
2017年10月に東京モーターショー会場で初披露され、限定450台で発売した(そして2600人以上の応募が殺到した)「S208」(626万4000円~710万6400円)、さらに2018年7月にSTI創立30周年記念車として500台限定で発売した(そしてわずか8時間で完売した)「WRX STI RA-R」(462万8000円)の後継車たる、WRXベースのSTIコンプリートカーが、ふたたび限定で発売するということだ。
残念ながら今回の「S209」に関する情報は、まだ編集部にはほとんど入ってきていない。というより、2019年10月に開催する東京モーターショーに合わせて用意されるだろうと予想しており、1月のデトロイトショーに初公開されるとは予想外だった。
とはいえ「S」の銘を冠するとなれば、その性能は折り紙付きなのは間違いない。少なくともS208で施されたエンジンの徹底的な見直しとファインチューニング、マフラーの進化、インタークーラーウォータースプレーの採用、専用19インチアルミを含む各種オリジナルパーツの採用を超えることは間違いないだろう。価格も600万円超となることは確実。
まずは2019年1月14日の会見を待ちたいが、発売されれば即完売は間違いないだろうから、スバルファンはサイフの準備だけはしておいたほうがいいだろう。
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