2023年1月19日、ホンダはシビックタイプRの公式ホームページにて、受注の一時停止を発表した。
はたしてどんな状況になっているのか? 速報をお伝えしよう。
文/ベストカーWeb編集部
写真/ホンダ
■1月19日、ホンダがシビックタイプRの公式ホームページにて受注一時停止を発表
ホンダはシビックタイプRの公式ホームページにてシビックタイプRの受注一時停止する内容の掲載文を公開した。掲載された文面は以下の通り。
CIVIC TYPERをご検討のお客様へ ご注文の一時停止に関するお詫び
弊社車両をご検討頂き誠にありがとうございます。
CIVIC TYPE Rは発売以降、お客様にご好評を頂いており、大変多くのご注文を頂いております。
その一方で新型コロナウィルス感染拡大影響や慢性的な半導体不足、及び不安定な部品入荷や物流に遅延が生じ、先々の生産見通しが立てづらい状況となっております。
既にご注文された全てのお客様に対し、CIVIC TYPE Rを確実にお届けするために、現在ご注文受付を一時停止させて頂いております。
ご注文の再開につきましては、今後の生産状況等を踏まえ、改めてご案内申し上げます。ご検討頂いているお客様には多大なるご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜ります様よろしくお願い致します。
ここまでが掲載された公式本文となる。
新型シビックタイプRは2022年7月21日から受注が始まり、9月1日から発売を開始。受注が始まった7月21日以降、全国のホンダディーラーで予約受注が殺到。
なんとホンダカーズ東京中央では、受注開始早々、初期モデルのオーダー順を決めるため、抽選が行われ、大混乱になったこと(その後は受注受け付け)が記憶に新しい。これは、メーカーのホンダが行ったものではなく、販社が独自に行ったものだった。
■2022年12月19日の段階で一部のディーラーでは受注を停止していた
シビックタイプRの生産は埼玉製作所寄居工場、販売計画台数は月産400台と公表されたが、実は2022年12月19日に首都圏のホンダディーラーに取材した際には、すでに販社の枠がいっぱいになったので、販社単位で受注を停止するところも出てきていた。
一部のディーラーの営業マンの話では2023年1月中旬頃に、メーカーから受注停止の発表があるでのは、と聞いていたが、まさか本当にホンダ(メーカー)が一時受注停止を発表するとは……。
ホンダ広報部に確認したところ、すでに2万台以上受注しているとのこと。「コロナウィルスの影響拡大や半導体不足により生産の遅延により、生産の見通しが立たない状況となりました。注文再開までいましばらくお待ちいただければと思います。深くお詫び致します」と重ねてお詫びされた。
シビックタイプRの月産台数は400台、受注が2万台以上となると、2万台目の納期は単純に計算すると50カ月=約4年2カ月となる。ひぇ~。ちなみに筆者は2022年7月に注文、その時点では1年待ちと営業マンに言われたが、それも定かではない……。
ただ、注文が一時的に停止されたということで、今後の注文が永久に停止されたわけでもなく、生産終了したわけではないので要注意。いつになるのかわからないが、生産は再開される日が必ず来るので、それまで首を長くして待つしかない……。
【画像ギャラリー】納期4年以上で受注停止! シビックタイプRの詳細を写真でチェック!(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方一年前の記事を今頃出すな!
4年2か月後の納車では、かつてはフルモデルチェンジをした時期。
契約して納車待ちしてても、もうあちこちで見慣れてくるし、そろそろ
新しいモデルに興味がわいてきて飽きてくるころかも、なんてことに
ならなければいいが。