祝・新型エスティマ開発再開 極秘情報掴んだ!!!!新しい未来のミニバン2021年登場

祝・新型エスティマ開発再開 極秘情報掴んだ!!!!新しい未来のミニバン2021年登場

次期エスティマは開発継続~中止→年内モデル終了!?!? と情報が錯綜してきたが、ここにきて「一時中断されていた次期エスティマの開発が再開した」との情報を、ベストカー本誌スクープ班がキャッチした。

はたして、次期エスティマはどんなミニバンに生まれ変わるのか。EVになるのか? FCVになるのか?いま教えられる情報のすべて教えます!

文/ベストカー編集部
初出/ベストカー2019年4月10日号「TOYOTAエスティマの大進化」より


■次期エスティマはFCV専用車として開発か?!

ベストカー編集部が掴んだデザイン情報をもとに作成した予想CG、フューエルセル(燃料電池ユニット)搭載を念頭に置いた新開発プラットフォームは、もちろんTNGAコンセプトに基づいたもので、低床化により全高を低く抑え、スタイリッシュな多人数乗車モビリティとなる

現在発売中のエスティマは3代目で、フルモデルチェンジして登場したのは2006年1月のことなので、すでに13年が経過している。

2016年6月にはフロントマスクをリファインするとともに3.5L、V6エンジン搭載モデルを廃止するなど、大がかりなマイナーチェンジを実施したものの、基本設計の古さは隠せなくなってきた。

とはいえ、昨年の年間販売台数はハイブリッドと2.4Lガソリンエンジン車合わせて9060台、つまり月販平均750台程度で、往年の売れ行きを考えるとやや寂しいものの、シビック5ドアハッチバックにも匹敵する販売。

デビューからの年数を考えれば大健闘中といえるだろう。ユーザーの新型エスティマ待望論は根強く、販売店からも新型投入の声が多く寄せられているのだ。

次期型エスティマについてはこれまでも『開発中』という情報が寄せられていたいっぽうで、『開発中断』……、今年中に現行モデルは生産終了…などという情報が入り、錯綜してきた経緯がある。

実際にトヨタ内部でも次期型エスティマを想定しているのかはともかくとして、「次世代の新たなモビリティ」として先進的なボディ形状をした多人数乗車を目的とした移動体(あえて「クルマ」とは限定しない)の研究開発は継続されている。

この「新たなモビリティ」と「次期型エスティマ」の開発情報が錯綜していたことが、チグハグな話になった原因のようだ。

■いつも「近未来」だったエスティマ

1990年5月に市販開始された初代エスティマは「天才タマゴ」のキャッチフレーズのとおり、当時としては近未来的なワンモーションフォルムを採用

初代エスティマのデザインコンセプトを盛り込んだ5ナンバーサイズのルシーダ/エミーナを1992年1月に追加した

2000年1月に登場した2代目エスティマは一般的なフロントエンジンのパッケージング。2001年6月にはHVが追加

3代目エスティマは2006年1月発売。全てのピラーをブラックアウトし、ルーフが浮いているようなイメージのフローティングルーフ。プラットフォームはフロントがRAV4などに採用の新MCプラットフォームを使用し、リアは専用設計で2代目アルファードと共通

2016年6月6日、3度目のマイナーチェンジが施された現行型。外観はフロントデザインが一新され、LEDクリアランスランプを内蔵したBi-Beam LEDヘッドランプはアッパーグリルから連続してサイドまで回り込んだ薄型に変更するとともに、アッパーグリルを大口化し、バンパーコーナーを張り出した造形

次ページは : ■時代の一歩半先をいくのがエスティマ

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