■モデルチェンジ前のクルマよりモデルチェンジ後のクルマのほうがメカは熟成されているんですか?
そういう場合が多いが、必ずしもイエスといえないクルマもある。
時にはエンジンの性能、燃費がまったく同じながら、内外装のデザイン変更だけのマイナーチェンジも数多く見受けられる。マイチェンを機に過剰品質だったパーツを適正化の名でコストダウンするケースもあるので要注意。
■登場から何年も経っているクルマは値引きも大きいのですか?
一般的には小型車クラスの量販モデルだと新規発売やフルモデルチェンジしたばかりの新型車だと、いわゆる「新型車効果」でクルマはよく売れるので売り手市場になり、値引きは引き締まる。
発売直後だと車両本体価格からはナビ、ETC付きで5~10万円程度にとどまるケースが多い。それが時の経過とともに経年変化で商品力が弱まり値引き幅が拡大していく。
半年経過で15万円程度、1年だと20万円を超える。その後1年半で25万円、2年で30万円となる。おおよそ半年ごとに約5万円ずつの上乗せに。
3年経過でマイナーチェンジし、新型車の時点に戻る。その後はまた半年ごとに拡大していき、5~6年後にフルモデルチェンジとなる。
ただしこれはあくまで標準的なモデルのパターンであり、人気の度合いによって大きな格差が生じる。
■残価設定ローンはどんなクルマでも使えるんですか?
一般的には販売店で扱っている新車は全部使える。詳細は店頭に置いてある専門のパンフレットに掲載されている。法人向けの商用車は除外するケースもある。ただ時期によって金利が異なったりするので残価設定ローンを利用する時は要注意だ。
■銀行などの自動車ローンと、ディーラーの自動車ローンでは審査の厳しさは違いますか?
銀行などの自動車ローンとディーラーで扱っている自動車ローンは違うと考えてよい。一般的にはディーラーのほうが通りやすい。
ただ当該金融機関と日頃から付き合いがあり預金がしてあったりするとローン審査はパスしやすい。
しかもその預金口座の金額が多いほど条件はよくなる。
ただしディーラーローンは実績があり、滞納経歴がなければ即パスしやすい。
■自動車ローンは住宅ローンのように借り換えができるのですか?
住宅ローンのように一般的にはできない場合が多い。一旦解約し、精算してから組みなおす。残価設定クレジットだと3年、5年などキリのよい期間で精算が可能になる。こうした手法の定款は契約書の裏面に掲載されているので参考にするといい。
■同じトヨタディーラーでも隣町のディーラーではローン金利は違うのですか?
たとえば同じトヨタディーラーでも、近所のトヨタディーラーと隣町のトヨタディーラーではローン金利は同じと違う場合の両方がある。
なぜならローンは信販会社と販売会社の契約で組まれているので、販社が違えば金利内容も異なるからだ。ただし、ディーラーには営業範囲が定められている場合が多いので、あまり遠方のお店では買えない場合もある。
■ひとつのディーラーで自動車ローンはいくつか選べますか?
ひとつのディーラーでもローンは選べる場合が多い。大半のディーラーは複数の信販会社と契約しているからだ。また金利などの条件も異なる。
このへんのローンの話は営業マンがよく知っているので相談してみるとよい。
審査にパスしにくい場合、ほかの信販会社を薦められパスする場合もある。頭金の条件に差が生じたりする。同じ信販会社でも販売店の取引実績で条件が違ったりするケースもある。
■銀行などの自動車ローンと、ディーラーの自動車ローンでは審査の厳しさは違いますか?
銀行などの自動車ローンとディーラーで扱っている自動車ローンは違うと考えてよい。一般的にはディーラーのほうが通りやすい。
ただ当該金融機関と日頃から付き合いがあり預金がしてあったりするとローン審査はパスしやすい。しかも、その預金口座の金額が多いほど条件はよくなる。
ただし、ディーラーローンは実績があり滞納経歴がなければ「即パス」しやすい。
コメント
コメントの使い方