GT-Rじゃない『GTR』クルマ界最強称号はラーメン 釣具でも最強か?

■キザクラ 17’ GT-R

〈どんな「GTR」?〉
 ダイレクトな魚のアタリを楽しめるとして登場した中通しタイプの水平「ウキ」が、実に20年ぶりのリニューアルを受けて登場。それがこの「17’ GT-R」だ。初代のDNAを受け継ぎ、強度や使いやすさが格段に向上している。

〈編集部コメント〉
 名称は長崎県の磯釣り天国、Go Tou Rettou(五島列島)に由来。仕掛けが潮流に乗って自然に沈んでいき、エサを運んでくれるので初心者にも釣りやすいのだとか。

キザクラ「17′ GT-R」のウェブページはこちら。

■サンヨーナイロン「アプロード GTRシリーズ」

〈どんな「GTR」?〉
 耐摩耗加工が施され、スレ強度に優れる釣り糸。「Nスペック リミテッド」などクルマ好きが身を乗り出しかねないネーミングの商品もある。

〈編集部コメント〉
 GT-Rの「R」だけ赤文字にされたロゴなど、クルマ好きなら魚以上に反応すること確実。ぜひお使いください。

サンヨーナイロン「アプロード GTRシリーズ」のウェブページはこちら。

■ヤマハ オーディオラック「GTR1000」

〈どんな「GTR」?〉
 厚さ50mmの板を天板/底板/側板に使用し、隙間なく組み上げることで、高い剛性を確保したオーディオラック。不要な振動を抑え込み、HiFiオーディオに求められる理想的な音響効果を発揮する。

〈編集部コメント〉
 幅550×高さ440×奥行440mmのサイズで、重量32kg。ガッシリとした作りが魅力だが階上へひとりで運びあげる時は、腰をやられないように注意したい。

ヤマハ オーディオラック「GTR1000」のウェブページはこちら。

■GTRテック株式会社

〈どんな「GTR」?〉
 京都府宇治市にあるGTRテック株式会社は2001年にガス・水蒸気・液体透過率測定装置の専門メーカーとして設立された。なぜ「GTR」かというと、それはガス透過率の英訳が「Gas Transmission Rate」だから。

〈編集部コメント〉
 ガス透過率の測定とは何? という話だが、これは例えば炭酸飲料の入ったペットボトルから、どれだけ炭酸が抜けるかを計測するようなことと考えておけばOK。勉強になるね。

「GTRテック株式会社」のウェブサイトはこちら。


【番外コラム】 GT-Rだけじゃないゾ!! 特別な意味を持つ車名&グレード名

GTO
 イタリア語の「Gran Turismo Omologato」の略であり、レースのGTカークラスの公認取得車両を意味する。フェラーリの「250GTO」や「288GTO」などが該当するが、三菱ではモータースポーツを想起させるクーペモデルの車名に使用している。

RS
「レーシングスポーツ」の意味だが、この言葉を最も重視しているメーカーと言えばポルシェだろう。1973年、公道仕様車にレースカー並みの性能を与えた911カレラRS登場以降、特別なモデルにはRSの文字を与えている。

RA
 初代レガシィやWRX STIに採用されたモデル名であり、記録挑戦を意味する「Record Attempt」の略。モータースポーツ用のベース車両であり、快適装備などは省略されがちなので注意が必要。「RA-R」になるとさらにスパルタン。

●MR
 ミドシップの意味に捉えてもクルマ好きは激しく興奮し、「Mitsubishi Racing」の意味と捉えても、往年のクルマ好きが興奮する。1970年登場の「ギャランGTO MR」は、特別な意味を持つ称号をふたつも持っていた欲張りなクルマだ。

ギャランGTO MR

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