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■狙い目は特別仕様車「プレミアムエディション」

 それではいったいどんなグレードがあるのかを見てみたい。

 まずガソリン車だが、最も多いグレードは2013年5月に設定された特別仕様車の2.4アエラスプレミアムエディションだ。

 価格帯は110万~288万円で、180万円付近になると走行距離5万kmを切る物件も登場。両側電動スライドドアも装備し、快適装備が充実している。

 続いて多いのがカタログモデルの2.4アエラス。こちらの価格帯は93万~278万円で、プレミアムエディションよりわずかに安め。ただし、こちらは両側電動スライドドアがオプションとなっているので、標準装備となっているプレミアムエディションのほうがオススメだ。

 続いてはエスティマハイブリッドを見てみる。

 こちらはガソリン車と逆でカタログモデルの2.4アエラス4WDが最も多く、価格帯は128.8万~297万円で、走行距離などを考えると予算200万円は用意したい。

 続いて多いのが特別仕様車のアエラスプレミアムエディションでこちらの価格帯は148.9万~365万円。走行距離、修復歴などを考慮すると予算250万円は考えたいところだ。

 最も流通台数の多い2.4アエラス4WDよりは予算は高くなるが、専用のコンビシートやパフォーマンスダンパーなど装備の充実度を考えると特別仕様車のプレミアムエディションがお得感が高い。したがって現在、現行型エスティマの中古車で値動きが大きい年式で、狙い目のグレードはガソリン車、ハイブリッド車ともに2013年5月に発売された特別仕様車のプレミアムエディションとなった。

■ライバル車に比べると相場価格で約2倍

 スタイリッシュミニバン、エスティマのライバルといえば、ホンダのオデッセイやマツダMPVが挙げられる。が、先代オデッセイの2008~2009年式の中古車の平均価格は現在64万円、絶版車のMPVの2008~2014年式の平均価格は59万円となっている。

 これを見れば、たとえエスティマが登場から13年経過していても、どれだけ人気、そして実力の高いことがよくわかってもらえたはずだ。

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