■ランドローバー「違いがよくわからないSUV」問題
見た目ですぐ違いがわかる「イヴォークコンバーチブル」以外の、日本に導入されているランドローバーのSUVがこの6台。いずれも高級車で、高級車のなかでキャラとヒエラルキーが構築されている。
法則としては名前に「スポーツ」がついているモデルが、つかないモデルより価格設定は低めだ。
■トヨタヴィッツGRやらGRMNやら「トヨタのGで始まるスポーツシリーズ」問題
ヴィッツの「GRブランド」は旧G’sが細分化され、“チューンの濃さ”で上から「GRMN」「GR」「GRスポーツ」と3つのラインでピラミッド構成。どれもGで始まり若干ややこしいが、3タイプ、どう違うの?
頂点の「GRMN」はトヨタ入魂の本格スポーツ。3ドアモデルで、全体にこだわりのチューニングが施されており、目玉は直4、1.8L+スーパーチャージャーというパワートレーン。212psを発生し、パワーとシャシーのバランスが絶妙。欧州ホットハッチに負けませんよ。
中間に位置する存在が「GR」で、パッと見のスタイルの違いは5ドアボディ。1.5L NAに変更はないが、10速シーケンシャルシフトCVT採用など本格的スポーツ性能を味わえる。
3つめの「GRスポーツ」は主にボディ剛性アップなのだが、標準ヴィッツよりはスポーツ度合いは数段アップ!
……以上、3つのキャラ、明確に違いがあるのですよ。
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いかがだったろうか。
BMWやランドローバー、MINIは実際のサイズ感ではなく、同じ大きさの写真で並べてみるとホント似ている。それゆえ、本企画のように一度整理してみてよかった。心底、そう思います。
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