この中から「今年の1台」が決まる!! 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト車「日産セレナ」編[4]

この中から「今年の1台」が決まる!! 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト車「日産セレナ」編[4]

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、自動車関連メディア39媒体が主催する、日本でもっとも権威のある賞典。毎年一定期間(今年は2022年11月1日~2023年10月31日)にデビューした国内外の新型車の中から「今年を代表する1台」を選出する。

 今年のエントリー車は全34車種で、各メディア(実行委員会)から選出された自動車に造詣の深い選考委員60名により、一次予選としてまず「10ベストカー」が10台選出された。ここではその10台のうちの1台、日産セレナを紹介します。

文/ベストカーWeb編集部


日産セレナの特徴と最終選考会

サイドウィンドウの面積が広く、視界がよく運転しやすいのはセレナの魅力
サイドウィンドウの面積が広く、視界がよく運転しやすいのはセレナの魅力

 6代目となる日産セレナは2022年11月28日に正式発表され、ガソリンモデルのFFが2022年12月21日、4WDが2023年1月27日、e-POWERモデル(FFのみで4WDの設定はなし)が2023年4月20日にそれぞれ販売開始となった。

 セレナのパワーユニットは2ℓ、直4ガソリンエンジンと100%モータードライブのe-POWERの2タイプあり、e-POWER車の発電専用エンジンの排気量は1.2Lから1.4Lにアップされ、加速性能をはじめとする走行性能が大きく進化している。e-POWERは販売開始してすぐに2万台を突破するオーダーを抱えるなど、セレナのメイングレードとして人気上々だ。

 乗車定員は3列シート8人乗りが基本で、ルキシオンにのみ7人乗りが設定され、3列目の居住性、快適性はライバルを大きく凌駕している。また、家族で使うことが多いことから、特に子どもがクルマ酔いしにくい設計が施されるなど、人に優しいクルマになっている。

 最上級モデルのルキシオンには、クラスで初となる自動運転レベル2のプロパイロット2.0が搭載されているのも目玉となっている。

 セレナはミニバンに求められる実用性、スペースユーティリティの熟成度の高さを武器にイヤーカー受賞を目指す。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会は2023年12月7日。下記10台の中から「今年の1台」(イヤーカー)が発表される。乞うご期待!!

株式会社SUBARU:SUBARUクロストレック
トヨタ自動車株式会社:トヨタ アルファード/ヴェルファイア
トヨタ自動車株式会社:トヨタ プリウス
日産自動車株式会社:日産 セレナ
本田技研工業株式会社:ホンダ ZR-V
三菱自動車工業株式会社:三菱 デリカミニ
Stellantisジャパン株式会社:アバルト 500e
ビー・エム・ダブリュー株式会社:BMW X1
マセラティ ジャパン株式会社:マセラティ グレカーレ
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社:フォルクスワーゲン ID.4

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