【クルマの左側か? 右側か?】ウインカーレバーや給油口はなぜ統一されないのか?


マフラーは左か右か、なぜ分かれる?

ロードスターのマフラーは右側2本だし

 今度はマフラー(排気口)の左右の話。前述の給油口とも関係するが、実はクルマの作りから考えるとエンジンの排気レイアウトがあるので、一概には関係があるとは言いづらい。

 例えば、日産のFR(RB搭載車)モデルの場合、エンジンが縦置きで右(ドライバー側)が吸気で左が排気だと、排気出口も左側になる。

 シルビア(S13~S15)も同じだ。トヨタのマークIIだと、80系まで(1G系エンジン)はエンジンの右側が吸気で左が排気。

 実は、その一方で1G系は左吸気の右排気や、年代によっては吸排気いずれも右側があったりする。

 そして90系のJZエンジンになると、吸排気の向きが逆になって、排気出口が右、給油口は左になる。

 さて4L、V8エンジンのセルシオ(排気左右出し)になると、初代と2代目が右側給油口で、3代目(4.3Lへ排気量UP)から左へチェンジしている。

 カローラは、FR系の86は右側給油口だが、FFのカローラFXだと初代から左。以後、92も左。初代ターセル(FF)も同様だ。

AE86のマフラーは左出し。ちなみに現行の86&BRZは左右出し

 というわけで、今ではほとんどのトヨタ車は左側に給油口を設けているが過去、トヨタでは給油口を左にする改革(製造ラインを刷新したなど)を断行したに違いない……。

  話は戻って、マフラーの排気口が左右いずれになるのかはおおよそエンジンレイアウトで決まるというのは分かってもらえたはず。

 でも、最近はマフラーを振り分けるように左右へ排気口をレイアウトしたマフラーも多い。それは出力向上を狙ったというより、見た目のよさを追求したものがほとんどだ。

 しかし、今はそちらがトレンドのようなので、今後もそうした傾向は続くはずだが、せめて給油口だけでもメーカー内で統一規格を作ってほしい。