【アイドリングストップが悪の元凶!?】知らなきゃ損する現代バッテリー事情

アイドリングストップはカットするのが得策!?

  クルマで最もバッテリーを酷使するエンジンの始動を繰り返し行うアイドリングストップがバッテリーの劣化の元凶であることはわかってもらえたはず。

 ではアイドリングストップ車に乗っていて、バッテリーを長持ちさせる方法はないのか?

 それはカンタン、アイドリングストップを使わなければいい。アイドリングストップはたいていはボタン操作でオン/オフの切り替えが可能。燃費にも環境にもいいアイドリングストップをカットするのは本末転倒のような気もするが……。

クルマにはいろいろな操作スイッチまたはボタンが存在するが、写真の一番右がアイドリングストップのカットスイッチ。カットする習慣を点ければバッテリーも長持ち

 アイドリングストップは確かに燃費が向上する。しかし燃費が倍になるわけではなく、よくて20%程度と考えると、燃費の向上ぶんでバッテリー代をペイするのはほぼ不可能。

 アイドリングストップ車のバッテリーを長持ちさせるために以下のことを提案したい。

■渋滞ではカットする
■夏場にエアコンを使用する場合はカットする
■冬場にヒーターを使用する場合はカットする

 つまりそれでなくてもバッテリーに負荷がかかる状況で、アイドリングストップの激務を避けてやるだけでバッテリーの耐久性はかなり違う。つまり、オールカットではなく、TPOを限定してカットすれば燃費の悪化も防ぐことができる。

車両クラスが上になるほどバッテリーランクも上になり、必然的に高価になる。アイドリングストップにより燃費は向上するが、TPOによってカットするのが賢明

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