2024年3月14日、R35型GT-Rの2025年モデルがついに発表された。発売は6月となる。はたしてどのように進化したのか、紹介していこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車
■これが最後のR35GT-R!
2007年12月の登場から15年以上にわたって生産され続けているR35GT-R。そのGT-Rの2025年モデルが2024年3月14日に発表された。発売は6月。
ちなみに2024年モデルは2023年3月20日に発表され、発売は4月下旬(NISMOは2023年夏)だったが、すぐに売り切れ、早々と受注停止になっていた。
今回発売する2025年モデルでは、「GT-R Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色である「ブルーヘブン」を新たに設定。
また、「GT-R Premium edition T-spec」と「GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」のピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を新採用することでレスポンスの精度を高め、さらに性能を磨き上げた。
なおこの2モデルには、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートを、新たにエンジンルーム内に採用している。
日産関係者によれば、R35GT-Rは、この2025年モデルが最終モデルとなり、2025年8月に生産終了する予定とのこと。いよいよ次期GT-Rに向けて開発が本格化していく。
価格は1444万3000~2025万円。NISMOは2865万600~2915万円。2024年モデルと比べると69万3000~146万3000円高となっている。
■GT-R2025年モデル
GT-R Pure edition=1444万3000円(1375万円)+69万3000円高
GT-R Black edition=1611万5000円(1535万円)+76万5000円高
GT-R Premium edition=1558万7000円(1484万100円)+74万6900円高
GT-R Premium edition T-spec=2035万円(1896万700円)+138万9300円高
GT-R NISMO=3008万5000円(2865万600円)+143万4400円高
GT-R NISMO special edition=3061万3000円(2915万円)+146万3000円高
※カッコ内は2024年モデル
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