三菱エクリプスクロスに待望のディーゼルが出た!

三菱エクリプスクロスに待望のディーゼルが出た!

 スタイリッシュなクーペスタイルのエクステリアデザインが特徴のSUVとして、昨年3月に誕生したエクリプスクロス。

 そのデビュー当初に搭載されたパワーユニットは新開発の1.5L直4ガソリンターボのみだったが、この6月、今回新たに2.2L直4クリーンディーゼルターボエンジンが追加設定された。

トルクフルな2.2Lディーゼルターボを搭載!

試乗記はこちらから!

※本稿は2019年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:MITSUBISHI
初出:『ベストカー』 2019年7月26日号


■8AT&4WDを組み合わせた新パワートレーンを追加!

 この2.2Lディーゼルターボは、今年登場した新型デリカD:5搭載のエンジンと基本的に同じもの。尿素SCRシステムを採用するなどの大幅改良を受けた最新のディーゼルで、145ps/3500rpm、38.7kgm/2000rpmを発揮。

外観も基本的にはガソリン車と同じだ

 低回転域から大きなトルクを発生するとともに、8速AT(ガソリン車はCVT)との組み合わせによって力強く滑らかな加速を実現させている。

 駆動方式は優れた走行安定性と高い旋回性能を発揮する4WDのS-AWD。ラフロードでも走破性に優れるので、アウトドアユースなどで強い味方になってくれる。

2.2L直4ディーゼルターボエンジンは最高出力が145psで、38.7kgmの最大トルクを2000回転で発揮する

 なお、従来の1.5Lガソリンターボ車と新しいディーゼルエンジン車の内外装の違いはほとんどなく、リアにクリーンディーゼル車を表す“DI-D”のバッジが装着される程度となっている。

 価格は、1.5Lガソリンターボ車の約30万円高。

室内も従来のガソリン車からの変更はなし。落ち着いた黒基調の機能的なデザインで、全体的にスポーティな印象

 燃費はJC08モードの4WD同士で、1.5Lガソリンターボが14.0km/L、2.2Lディーゼルターボが15.2km/Lとその差は大きくないが、ディーゼルはトルクフルな走りに加え、燃料費の安さが魅力的。

 ロングツーリング派には今回登場のディーゼルターボ車がお薦めといえそうだ。

ディーゼル車にはリアハッチの右下に“DI-D”のバッジが付く

■エクリプスクロスディーゼル エンジン搭載車価格
M(4WD)…306万1800円
G(4WD)…323万280円
Gプラスパッケージ特別仕様車(4WD)…340万3080円
BLACK Edition特別仕様車(4WD)…342万4680円
BLACK Editionオーディオ非装着車(4WD)…332万7480円

※参考:エクリプスクロスガソリンエンジン搭載車の価格
M…253万9080円/275万5080円
G…271万8360円/293万4360円
Gプラスパッケージ特別仕様車…289万1160円/310万7160円
BLACK Edition特別仕様車…291万2760円/312万8760円
BLACK Editionオーディオ非装着車…281万5560円/303万1560円
※価格は左側が2WD、右側が4WD

■エクリプスクロス プラスパッケージ ディーゼル車(4WD)主要諸元
全長×全幅×全高:4405×1805×1685mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1680kg
エンジン:直4DOHCディーゼルターボ
排気量:2267cc
最高出力:145ps/3500rpm
最大トルク:38.7kgm/2000rpm
トランスミッション:8速AT
タイヤサイズ(F/R):225/55R18
JC08モード燃費:15.2km/L
価格:340万3080円

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