[R35GT-R]北米向け生産終了を発表! 日本は最終2025年モデルが2025年8月で幕! 新型GT-Rはいつ?

[R35GT-R]北米向け生産終了を発表! 日本は最終2025年モデルが2025年8月で幕! 新型GT-Rはいつ?

 2024年6月14日、日産は北米市場向けのR35GT-Rの生産を終了すると発表した。日本では2024年3月4日に2025年モデルを発表している。さて、北米市場でのR35GT-R最終モデルはどんな内容なのか、見てきたい。

文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb

■北米市場でのR35GT-Rの生産終了は2024年10月!

「GT-R T-SPEC 匠エディション」
「GT-R T-SPEC 匠エディション」

 北米日産が北米市場におけるR35GT-Rの生産終了を発表するとともに、最後の特別仕様車「GT-R T-SPEC 匠エディション」と「スカイラインエディション」を発表した。両モデルの生産が終了する2024年10月をもって約17年にわたる北米での歴史が終了することになる。

 「GT-R T-SPEC 匠エディション」は「GT-R T-SPEC」をベースに、ミッドナイトパープルのボディカラーとモリグリーンの専用インテリアとオーナメント、NISMOカーボンセラミックブレーキ、ゴールド仕上げのレイズ製20インチ鍛造ホイール、ワイドなフロントフェンダー、さらには匠と呼ばれ熟練職人の名が刻まれたゴールドのVINプレートがエンジンベイに取り付けられている。

スカイラインR34GT-Rの代表的なカラー、ベイサイドブルーのボディカラーを身にまとう「スカイラインエディション」
スカイラインR34GT-Rの代表的なカラー、ベイサイドブルーのボディカラーを身にまとう「スカイラインエディション」

 「スカイラインエディション」は、「プレミアムエディション」をベースに、R34GT-Rの代表的なボディカラーの1つ、ベイサイドブルーのみの設定。『ワイルドスピードMAX』にてポール・ウォーカーがドライブしたスカイラインR34GT-Rもこの色だった。インテリアはエクステリアに合わせたソラブルーとなっている。

 価格は「GT-R T-SPEC 匠エディション」が15万1090ドル(約2372万円)、「スカイラインエディション」は13万1090ドル(約2058万円)。

■日本市場でのR35GT-Rの生産終了は2025年8月!

2024年6月に発売される日産 GT-R MY2025
2024年6月に発売される日産 GT-R MY2025

 すでに欧州の一部、オーストラリア、主要市場の1つである北米市場での生産終了を公式に発表している。日産自動車広報部(グローバル本社)に聞いたところ、「サプライヤーからの部品供給の見通しが立たないため、2025年モデルが最終モデルとなり、2025年8月をもって生産終了となります」とのこと。

 ちなみにGT-R 2025年モデルは3月14日に発表となったが、一部のディーラーで抽選販売が行われるほど人気でもう買えなくなっている。

 現時点では日産広報部が明らかにしたとおり、2025年モデルが最終モデルで、R35GT-Rの日本市場における、最終限定車の登場はない。だが、もしかすると、北米市場のような最終限定車が登場するかもしれない。それは一縷の望みなのかもしれないが……。

ベストカー編集部が作成した市販版日産ハイパーフォース(次期型GT-R?)の予想CG
ベストカー編集部が作成した市販版日産ハイパーフォース(次期型GT-R?)の予想CG

 となると、期待は次期GT-R。ジャパンモビリティショーで披露されたハイパーフォースが次期GT-Rの最有力候補とされているが、とはいえ、そのデビューは早くても全個体電池が実用化される2028年。

 ハイパーフォースが、究極のドライビングプレジャーを追求しながら、高い環境性能と日常での快適性を兼ね備えた次世代の高性能EVスーパーカーとされている。

 カーボン素材による軽量車体や、全固体電池の採用による最適な重量バランス、1000 kW(1360ps)の最高出力を生み出す高出力モーターを搭載したモンスター級のスーパーカーだが、その実現は、全個体電池の実用化にかかっている。

【画像ギャラリー】R35GT-R北米向け生産終了を発表! 日本は2025年8月で終わり! R35GT-Rの写真を見納め!(16枚)画像ギャラリー

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