日本で絶版後も海外で生き残る車が評価される理由は?
パトロールのように、国内絶版となったが、海外で生き残っているモデルは他にもある。
例えば、トヨタ初代クルーガー(2000-2007年)は、2代目以降は海外市場のみで販売されている。国内市場の後継車は、全長が100ミリ以上も短くなった(4685→4570mm)「ヴァンガード」だ。
日本国内では大きく感じるサイズも、海外では使い勝手の良い適切なボディサイズであり、日本車ならではの質感、耐久性、燃費の良さが評価されているそうだ。
他にも、三菱「パジェロ」は、2019年8月で国内向け仕様の生産を終了したが、タイでは「パジェロスポーツ」という名称で、2019年7月に世界初披露されている。
かつては流行したものの、狭い日本では持て余してしまった感のあるクロカンだが、海外で好まれたことで、新型「パジェロ」が登場するまでに至っているのだ。
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パトロールのような大型SUVは、そのボディの大きさのため、日本国内では限られた地域思うように走ることができない。
しかし、海外ではその巨大なボディがあるからこそ、安全にダイナミックなアクションができ、人気となっているのだ。
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