エクストレイルがRAV4に完敗している理由
エクストレイルには、大柄なボディサイズと低価格、プロパイロットなど、魅力は依然としてあるのだが、いかんせん、クルマ本体が古くさい。
特にメーター類やナビモニターなど、インテリアの古臭さは隠せていない。そこに2019年登場したRAV4は、SUVらしいデザイン、先進的なインテリア、走りの良さなど、SUVを求める人にクリティカルに刺さったのだろう。
筆者も新型RAV4に試乗したが、海外向けだったのを国内向けにしたため大味か?と思ったが、全くスキがなく、良くできたSUVだった。
趣味性、実用性、話題性ともに、RAV4が圧勝していると感じる。
あえて、エクストレイルを選択する方は、おそらく安さ=コストパフォーマンスで選んでいるのだろう。
しかし、安さは魅力ではあるが、安さだけがメリットのクルマとなり下がってしまってはならない。
歴代のエクストレイルが持っていた魅力を訴求して、顧客にファンとなってもらわないと一生、RAV4にはかなわないだろう。
まとめ
現行のT32型エクストレイルはすでに7年目、2020年にはモデルチェンジをしてもいいタイミングだ。
日産自動車の存続を左右しかねない旗艦SUVだけに、日産は相当な力を入れてくるだろう。プロパイロット2.0の搭載車第二弾となる可能性もある。
新型パトロール顔になるのか、もしくはスカイライン顔になるのか、デザインも非常に期待されている。
2020年以降、王者RAV4に、次期型エクストレイルがどこまで一矢報いるか、目が離せない戦いとなるだろう。
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