じつに41年振りとなった広島カープの優勝パレード。笑顔で手を振る黒田、新井両選手が乗っていたのはアテンザ“オープン”。その前方にはRX-8“オープン”も登場した。ん…?
でも、アテンザにもRX-8にもオープンモデルはないハズ。では、どのような経緯でこれらの珍しいマツダ車がパレードランに使われたのか? 41年振りの晴れ舞台を彩ったマツダ車の謎に迫る。
文:WEBベストカー編集部/写真:マツダ
アテンザオープン2台、RX-8オープン2台
11月5日、広島市内「平和大通り」の沿道を31万人の観衆が真っ赤に染めた。ニュースなどでその模様を見たクルマ好きの皆さんなら「あれ? RX-8のオープンカー!?」と気になった方もいるだろう。
今回のパレードは、黒田選手を筆頭にカープV戦士がマツダ製のオープンカーと2階建てのバスに分乗する形で行われた。
さっそくマツダ広報部に、パレードに使われた車種と台数を聞いたところ「アテンザオープンカー2台とRX-8オープンカー2台の計4台です」との回答だった。
その隊列は以下のとおり。まず、先頭のRX-8オープンにはカープファンにはおなじみのマスコット、スラィリー君が乗り込み、その後のアテンザオープンには、緒方監督とオーナーの松田氏、3台目は選手会長の小窪哲也選手と契約更改では“カープ式鬼査定”でも知られる鈴木清明本部長を乗せたホワイトのRX-8が走った。
そして、最後に黒田選手、新井選手が乗る白のアテンザオープンという隊列が組まれた。そのほかの選手は、この4台のオープンカーに続く2階建ての大型バスに乗るという形でパレードは進んだ。
- ■先頭…RX-8オープンカー(ホワイト)【スラィリー(※カープのマスコット)】
- ■2台目…アテンザオープンカー(ソウルレッド)【緒方孝市監督、松田元オーナー】
- ■3台目…RX-8オープンカー(ホワイト)【小窪哲也選手、鈴木清明本部長】
- ■4台目…アテンザオープンカー(ホワイト)【黒田博樹選手、新井貴浩選手】
左は緒方監督と松田オーナーが乗ったソウルレッドのアテンザオープン。右は色違いのアテンザに乗る黒田、新井選手。ともに4ドアセダンのルーフ部を取っ払い、4シーターのオープンとして、後席にパレードの主役たちを乗せる構造になっている
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