ベストカー編集部員の給料の数年分を軽く超える超高級車。
そこは何馬力だとか、燃費がどうだとかチマチマしたことはどうでもいい別世界。その一端を以前のベンテイガの記事ではお伝えした。
ところが“超高級車”のなかでも、意外にも現実的な車種やグレードもある。今回はそんなクルマを本誌のウカイと馬場がチェックしてみた。
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
ベストカー2016年7月26日号
マセラティにジャガー、ラグジュアリーSUVが花盛り
馬場 見てくださいよ、この写真。マセラティ・レヴァンテと私の2ショットです。
ウカイ オッ、発表会にうまく潜入できたんだな?
馬場 はい。スイーツを3つもいただきました(笑)。でも正直、価格1080万円、3Lで最高出力350psと物足らない感じがしませんか。
ウカイ 言うね、おまえも。マセラティジャパンの牧野一夫社長が「SUVである前にマセラティである」と宣言したほど力が入っているモデルだよ。ラグジュアリー感があるのに5つの車高を選べる設定もあり、オフロード走行もお手のもの。
馬場 あ、でもACCや車線逸脱装置などがオプションというのはショボくないスか。
ウカイ ……かもな。ところで、6月14日に発表されたジャガーF-PACEはどうだ? 639万円からあるという低価格も魅力だ。馬場、購入検討してみては?
馬場 発泡酒を愛する私にはムリっス。2Lディーゼルの設定に庶民派を感じつつも、「ジャガーが借りてきたネコ」になった気がしてやや寂しさも感じますよね。
ウカイ 同情するね。でもな、天下のジャガー様だぞ。開発陣が「究極の実用的スポーツカーを作った」という通り、最高出力380psの3Lガソリンエンジンのモデルは、0-100㎞/h加速が5.5秒と、4WDのSUVとしては俊足を誇るんだよ。
馬場 勉強もできるけど足も速い優等生みたいですね。
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