「見積もり依頼の返信」「部品や用品の型番照会」「仕入れ先への発注メール」「問い合わせの一次対応」「ECの在庫・商品情報更新」――クルマに関わる仕事ほど、実は“PCの前でやる作業”が雪だるま式に増えていきます。人手不足のなかで回している現場ならなおさら、「誰かがずっと画面とにらめっこしている時間」がボトルネックになりがちです。
株式会社Kivaが新たに送り出したAI「SamuraiAI(サムライAI)」は、いわゆる“チャットで答えるAI”から一歩進んだ“業務を自働化するAI”を掲げるプロダクト。業務の手順をAIに走らせ、PC上の作業を自動で進めることで、現場負担の軽減を狙います。ベストカーWeb編集部の視点で、クルマ業界にどう効きそうかを噛み砕いて紹介します。
文:ベストカーWeb編集部/写真:Kiva、ベストカーWeb編集部、Adobestock(トップ画像:Kritdanai@Adobestock)
「ユニウェブ」を提供するKivaが新たに提案する“自働化”
株式会社Kivaと聞いて思い当たる方は、ウェブアクセシビリティ支援ツール「ユニウェブ」の存在かもしれません。
ウェブサイトを訪れる人が見やすく、使いやすくするための仕組みを提供し、企業や自治体などのウェブ運用を支えてきた会社です。
ウェブの“使い勝手”は、見た目の話だけではありません。情報更新、問い合わせ導線、フォーム入力、管理画面の運用といった、裏側の業務まで含めて「現場が回るかどうか」に直結します。
その現場に向き合ってきたKivaが次に打ち出したのが、2025年9月16日に提供が開始された、画面上の操作そのものを自働化(人の仕事を代替)する「SamuraiAI」。ウェブ運用に強い会社が“ブラウザで完結する業務”にフォーカスしてAIを組んできた、と捉えると、今回の新サービスの狙いが見えやすくなります。
SamuraiAIとは何者? 「業務を上流から下流まで自働化するAIが仕事を進める」
「SamuraiAI」の核は、“自然な言葉で業務の流れを作り、実行時にはAIがPC上で操作して進める”点にあります。
人が普段やっているのと同じように、画面を見てページを移動し、フォームに入力し、必要な情報を拾って整理する。そうした一連の手作業を、ワークフローとしてまとめて走らせるイメージです。
ノーコードで手順を組み立てられる設計がうたわれており、小難しいプログラミングの知識は不要。現場側の担当者でも「こうしてほしい」を形にしやすい方向を狙っています。
また大企業でも導入することを想定しているため、LLM(大規模マルチモーダルモデル)に学習データが使われない仕様となっていることも強みとしてあります。
プロダクトで重要なのは、派手なデモよりも「日々の反復作業に効くかどうか」。SamuraiAIは、まさにそこをターゲットにしていると言えます。



コメント
コメントの使い方中古業者が管理楽になって、今の中古価格上昇に歯止めがかかればいいな。
それとディーラーは、これで営業の数をもっと絞ってスマート化してほしい。
どの店にも必ず、手に負えないほど会話が通じない、車が好きじゃなく情熱もない「居るだけ営業」が存在する