最高級中国車ディーラー「紅旗(日本)旗艦店」爆誕!! 驚きの開店披露会となぜ大阪に…??

■日本でこれから販売される車種は?

 最後に現在、日本で販売されている(予約受付も含む)モデルについてご紹介しておこう。

 2021年12月現在、日本では最上級セダンであるH9に加え、セダンのH7、ミドルサイズSUVのHS7、そして完全オーダーメイドとなる紅旗最上級フラッグシップモデルL5が販売されている。

 主力車種となるH9のパワートレインは、2リッター直列4気筒ターボチャージャー+48Vマイルドハイブリッドと3リッターV型6気筒スーパーチャージャーの2種類が用意されている。

 2Lはベースグレード「2.0 Y」(610万5000円)、「2.0 X」(657万8000円)、「2.0 R」(720万5000円)、そして最上級グレードの「2.0 SP」(811万8000円)という4グレード構成だ。

 いっぽう、3Lは5座と最上級4座の2グレードとなる。5座の「3.0 SP」は966万9000円、そしてマッサージなども標準装備となる4座の「3.0 G4」(ショールーム展示車両)は1097万8000円から。

 2022年にはH9のホイールベースを200mm延長した「H9+」が加わる。

 EVやSUVも続々導入される。2022年から23年にかけて純電動SUV「E-HS9」、フルサイズSUV「LS7」、ミドルサイズSUV「HS5」、そしてミドルサイズセダン「H5」の日本販売が予定されている。

 中でも恐らくH9の次に日本での販売が開始されそうなのがこちらの純電動SUV「E-HS9」だ。2019年のフランクフルト・モーターショーにて、紅旗初のスーパーカーであるS9と同時にコンセプトモデルが発表された。

ロールスロイスのような迫力を持つ純電動SUV「E-HS9」
ロールスロイスのような迫力を持つ純電動SUV「E-HS9」

 ボディサイズは全長 5209 mm x 全幅 2010 mm x 全高1731 mmと非常に大きく、紅旗H9の特徴的なフロントグリルをさらにインパクトが強いデザインに仕立てている。バッテリーは84 kWhと99 kWhの2種類が用意され、それぞれNEDC方式での航続距離は460 kmと510 km。4座、6座、7座のタイプがあり合計4車種となる。

 ところで、よく聞かれるのが「なぜ大阪に1号店?」ということだが、これは、輸入元の会社が関西にあるから、というのが主たる理由。2022年夏には東京にも2つめの紅旗ショールームがオープンする予定だ。その後は反応を見ながら名古屋など東海圏への出店も考えているそうだ。

●紅旗(日本)旗艦店 紅旗日本難波エクスペリエンスセンター
所在地:大阪市浪速区難波中3-5-17
電話:06-6630-7136
※コロナ感染拡大防止のためショールーム訪問は事前予約制
ドアを開けてシートに座るなどの車内見学は休止しています。

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