深いリムの奥で力強く主張する5本スポークと重厚な3ピース構造でWORKの代表作となったアルミホイール「VS KF」をご存知だろうか。スポーツカーからミニバンまで一世を風靡したこの傑作が、なんと「VS KF#」として8年ぶりに復活を遂げたのだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:WORK
【画像ギャラリー】VS KF#で決めたクルマたちの姿を見て!(14枚)画像ギャラリー名作のDNAを受け継ぎ、現代仕様にアップデート
「VS KF#」は、2017年に惜しまれつつ廃盤となったVS KFを最新技術でアップデートしたモデルだ。基本デザインは踏襲しながらも、スポーク形状やラウンドラインを再設計。スポークサイドには鋭いエッジが与えられ、より立体的でプレミアムな存在感を実現した。
8年ぶりの復活には訳がある。実はWORKは廃盤ホイールのリムの修理期限を基本8年と決めている。VS KF#はまさにその期限の年に、ユーザーの熱気を継承する形で登場したわけだ。
VS KF#の魅力だが、ディスク裏は大容量ブレーキ対応に最適化され、進化した鋳造技術により軽量・高剛性・高耐荷重を誇る。
標準仕様としてバフアルマイトリムを装備し、ディスクカラーは「ライトグレイッシュシルバー」と「ブリリアントシルバーブラック」を設定。セミオーダーカラーや特殊P.C.D.にも対応しており、ユーザーのこだわりに応える仕様となっている。
圧巻のサイズバリエーションと存在感
ラインアップは18~21インチまで幅広く展開され、リバースリムとステップリムの両方が選択可能だ。21インチではリム深度が最大14.0Jまで設定されるなど、迫力ある仕様が揃い、スポーツカーから大型ミニバンまで多彩な車種にマッチする。
価格は18インチが8万6900円から、21インチが13万4750円からとなっており、豊富な選択肢が魅力だ。
センターキャップやピアスボルトといったオプションアイテムも用意され、細部にまでこだわったカスタマイズが可能。まさに“令和版VS KF”として、当時の魅力を継承しながらも現代のクルマ文化にフィットする仕上がりを見せているといえよう。
















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