Yahoo! JAPANといえば、まず浮かぶのがポータルサイトだが、それ以外にも様々なサービスを展開している。その中にはスマホアプリの制作というのもあるのだが、これがなかなか便利だ。今回は機能を向上させたばかりのナビアプリ「Yahoo! MAP」をご紹介したい。使えばその便利さに唸ること間違いなしだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/Yahoo! JAPAN、ベストカーWeb編集部
■便利な統合型ナビソフト「Yahoo! MAP」
Yahoo! JAPANからは自動車ナビアプリとして「Yahoo! カーナビ」がリリースされているが、基本無料でありながら高い性能を誇るナビソフトとなっている。特に渋滞時のルート探索はとても頼りになるアプリだ。
「Yahoo! MAP」は、検索機能によって地図上で目的地となる「場所を探す」を行って、さらに「そこへ行く」ためのルート検索ができる。そしてそのルートは「公共交通」「自動車」「徒歩」「自転車」など、多くの移動方法に対応しているのだ。
多くのユーザーが利用している「Google マップ」に似た使い勝手だが、「いちご狩りマップ」や「ラーメンマップ」といったテーママップが用意され、これを選択することで自分の欲しい情報を得ることができる。
さらに「歩行」~「電車移動」~「歩行」といった移動方法が切り替わる場面でも、それぞれをきめ細かく案内してくれるところもよくできている。Yahoo!がリリースしている「Yahoo!乗換案内アプリ」などと同様に、電車案内も的確である。
カーナビの機能に関しては、「Yahoo!カーナビ」と平行して開発しているとのことで、これも高いレベルで実装している。見やすい地図表示に加えて、交差点情報や高速道路の出口情報など、ドライバーが必要としている情報が一目瞭然なのである。
基本無料で使用できるので、一度試していただきたい。
■Apple CarPlay対応でさらに便利に
そんな「Yahoo! MAP」のiOS版が、2023年3月3日に「Apple CarPlay」に対応した。これによって、ディスプレイオーディオなどでスマートフォン同様にこのソフトを使うことができるようになった。
ディスプレイオーディオに接続し、「Yahoo! MAP」を起動すると車載機器に最適なインターフェイスでのルート表示および案内ができるわけだ。
スマホと同じ操作で目的地設定やルート検索ができるほか、iPhoneをサブディスプレイとして使用できるのが便利だ。メインディスプレイに地図や案内ポイントを表示させながら、iPhoneにルート上のすべての案内ポイントをリストで確認できる。
また、高速道路を走行する際は、高速道路の出入口や分岐、インターチェンジ情報をイラストなどで表示する。サービスエリアやパーキングエリアなどの情報もアイコンで表示され、ガソリンスタンドや飲食店の有無もアイコンで確認できる。
さらに、「Yahoo! MAP」でナビゲーションしながら、音楽再生アプリの操作などを一つの画面で分割表示・実行できるダッシュボード機能にも対応しているため、画面を切り替えることなくシームレスに音楽操作が可能。
インターネットに接続できる機能を搭載したコネクテッドカーの普及が進んだことにより、スマートフォンを接続して使用するディスプレイオーディオを搭載した自動車も増えている。
ディスプレイオーディオで使用できるマップアプリの需要は今後さらに高まりそうだ。すでに、「Yahoo!カーナビ」が「CarPlay」に対応しており、これに「Yahoo! MAP」が続いた形だ。なお、今春には「Android Auto」への対応も予定されている。
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