■基本デザインと軽さは堅持しつつ強度性能を大幅アップ
想像以上の高性能を生み出したCE28N-plusは CE28Nから大きなデザイン変更は行っていない。ストリートでのカッコよさと軽量化を見据えつつ、ハイパワーかつ車重が重くなった現代のスポーツモデルに合わせて、剛性アップを可能にする意匠となった。
厚みの増したウェル部やスポーク結合部、そしてTE37SAGA S-plusと同形状のリムなどの採用で剛性を上げている。このあたりは鍛造ホイールを極めてきたボルクレーシングの秘伝があちこちに詰まっている印象だ。
軽量化についても徹底的に追求した。CE28Nのアイデンティティであるディアドロップデザインはディンプルを大きく深くすることやセンターサークル部の削り込みでも軽量化を進めた結果、TE37SAGA S-plusよりも一本500g軽くなっている。
意のままのドライビングのために、強度を上げながら軽く、というCE28Nの思想が進化し、CE28N-plusにしっかりと受け継がれている。
価格は18インチから発売されており、カラーはダイヤモンドダークガンメタとシャイニングブロンズメタルの2色から選べ、税込9万6800~11万円となっている。ストリートで違いを見せつけるなら、CE28N-plusは忘れてはならないホイールのひとつとなった。
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コメント
コメントの使い方軽くてスポーク細いホイールは現代のハイグリを感じ取りやすいですからね。
とはいえCE28は小径なら激軽いですが、そのぶんサーキットで使うとA-TECかな?ってくらいクラックの入り易かったホイール。
見た目がほぼ同じで、上げたという耐久性がTE37比でどのくらいなのか、経年報告を待ちたいです。