ワークが2023年12月21日に発売を開始した「Lanvec LDZ」。このホイールがなんとも言えない哀愁を帯びつつ、そして最新車種とのマッチングが想像以上にカッコいいので紹介しよう。1990年代の栄華を極めたディッシュホイールがまたブームを迎えるかも!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:WORK
【画像ギャラリー】ミニバンにもディッシュホイールは「あり」!! 老舗ホイールメーカーのこだわりを見よ(7枚)画像ギャラリー■想像以上に現代に合うディッシュの妙
1990年代、国産車や輸入車を問わず大きな流行をむかえたディッシュホイール。大きなホイールディスク、そしてそれをグルッと覆うリムの存在感が、セダンを中心に定番ホイールとして定着していたことを覚えている人も多いだろう。
やっぱりスポークホイールの軽快さもかっこいいのだが、面が大きなディッシュホイールは足元の存在感がピカイチ。そんなディッシュホイール、なんと2023年末に現代技術を持ってワークから登場した。
それが「Lanvec LDZ(ランベック・エルディーゼット)」。もうなんといってもそのディッシュの美しさですよ。あの日々を思い起こすのよこれがまた!! そしてなにより無駄なことをしていないことがスゴイ。
この手の製品だとどうしても「現代の解釈」なんて言って余計なことをしがち。まさにそれが「蛇足」になっちゃっているケースも多いのだけど、ランベックLDZはそんな心配一切なし。
センターキャップもシンプルだし、カラーだってブラックとカットクリアの2色展開。もちろんワークらしくカスタマイズにも対応してくれるぞ。
■ディッシュはセダン専用じゃない
どうしてもディッシュホイールというとセダン専用設計というイメージをもちがちだが、ランベックLDZはセダンはもちろんのこと、ミニバンやSUVへのマッチングを考えているのがスゴイ。
さすがにこのあたりは時代の潮流に合わせた製品展開をしているが、それでもディッシュホイールを求めるアツい層にむけた尖った企画にも思える。だからこそディスク面のラウンドや、開口部のなだらかなR処理など細かな配慮が光る。
そして見よ、このヴェルファイアとのマッチング。さすがにブラックonブラックは迫力マシマシになるが、デザイン的にギラギラしていないから「わびさび」すら感じるほど。
ボディの面構成が緻密な車両が多いだけに、ホイールはこれくらいシンプルでもいいんじゃないのかと編集担当も妙にしっくりきている。一周回ってディッシュに戻る、そんなユーザーもランベックLDZは温かく迎えてくれそうだ。
王道のセダンとのマッチングを想像するとニヤニヤしてしまう人も多いのではないだろうか!? 18~21インチの展開できっとあなたの愛車にもマッチするはず!!
【画像ギャラリー】ミニバンにもディッシュホイールは「あり」!! 老舗ホイールメーカーのこだわりを見よ(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方