【放っておくと燃費も悪化!?】意外に難しいカーバッテリーの選び方 2019最新版

 エンジンの始動からカーアクセサリーの電源供給まで、車内で非常に大きな役割を担う「バッテリー」。

 カー用品の量販店に行くと、さまざまなメーカーから車用バッテリーが出ていますが、その違いは、ほとんどわからないもの。

 しかし、バッテリーは必ず劣化するもので、しかも燃費悪化の原因になるケースも! それだけにバッテリー選びは重要になってきます。

 そこで、本稿では元自動車ディーラー営業マンの筆者が「カーバッテリーの選び方」について解説します。

文:佐々木亘
写真:Adobe Stock


カーバッテリーに書かれた記号の意味を知りましょう

バッテリーには数字とアルファベットの組み合わせが記されており、これが愛車に適したバッテリー選ぶ際に必要になってくる

 まずは愛車に装着されているバッテリーを確認しましょう。バッテリーには型番が記されており、数字とアルファベットで大きさの区分けをしています。

 例えば、“34B20R”といった数字が書かれています。注視するのは先頭の「数字二桁」と、それ以下の「アルファベット数字アルファベットの部分」の2か所です。

 後半の「アルファベット数字アルファベット」の組み合わせは、「本体の奥行きと高さ」、「本体の幅」、「マイナス端子の左右配置」の3つを示すもの。

 これらは現在装着されているバッテリーと同じものを選ばないと装着できません。

 対して、先頭の数字二桁はバッテリー容量を示します。シガーソケットやUSBソケットから、タコ足配線のように充電器を多数繋げてしまうと、バッテリーあがりになってしまうことも。

 バッテリー容量大きくすることで、余裕を持って、車内電装品を使うことができ、快適なドライブへとつながります。バッテリー容量に関しては、必要であれば、大きくすることを検討されることをお勧めします。

エンジンがかかりにくい! そんな時は「寒冷地対応バッテリー」を

近年はアイドリングストップ車の普及でバッテリー負荷が増大。エンジンがかかりにくいという場合はどんなバッテリーを選べばよい?

 最近多くなっているアイドリングストップ搭載車は、バッテリーに非常に大きな負荷がかかります。

 信号待ちなどの、エンジン停止時は充電装置のオルタネーターが動かず、車内アクセサリーをバッテリーからの放電だけで作動させる形になり、さらに、頻繁なエンジンのオン・オフによって過放電になりがちなためです。

 また、これからの季節、寒くなってエンジンのかかりが悪くなるケースも多くなるでしょう。

 寒くなるとバッテリー内での電気をため込む力や電圧が下がってしまうため、エンジンがかかりにくくなったり、突然ピクリともしなくなってしまうことも。

 標準バッテリーよりも、始動電圧を安定して送り続けられる寒冷地仕様のバッテリーを使うことで、過放電や寒さ対策を行うことができます。

バッテリーが原因で燃費悪化を招くケースも!?

 バッテリーの中には希硫酸が入っており、使用や経年劣化により、バッテリー液が減ってきます。

 また、メンテナンスフリー型バッテリーで液量の変化がなくても、バッテリー液や端子の劣化により、充電をするための機能や電気を貯蔵する機能は、年々劣化していきます。

 これらバッテリーの機能低下は、充電効率が下がり、オルタネーターの作動時間が長くなって、アイドリング時の回転数上昇や、走行中もエンジンからオルタネーターを動かすための余分な動力が発生し、燃費の悪化につながります。

 4年に1度程度は、バッテリーを交換することをオススメします。ハイスペックなバッテリーは、充電容量は多いですが、高価で、バッテリー自体が重いことがデメリットです。

 今までクルマを使っていて、電気系統で大きなトラブルを抱えたことがなければ、同一容量の安価で軽量な純正品の新品に交換するだけで、車の調子は良くなります。

下記のようなお悩みがあれば、バッテリーの交換をオススメします。

【1】車内で携帯電話などを充電していても、時間が長くかかる
【2】エンジン始動時に、一発でエンジンをかけることができない
【3】最近燃費が悪くなってきている、アイドリング時に回転数が高い

【オススメ用品】ロングライフなバッテリーならコレ!

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 ロングライフ、クイックチャージを可能にし、バッテリー負荷の大きな状態でもしっかりと充放電を行いながら、耐久性を向上させたバッテリー。ラインナップも多く、アイドリングストップ車にも対応。

 普段あまりバッテリーに気を使わない方には、こうした耐久性の高いものを選ぶことをオススメします。

【オススメ用品】寒冷地対策が必要な方にはコレ!

■パナソニック/国産車バッテリー カオス アイドリングストップ車用

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 クイックチャージで、電気をため込む力が大きく、過放電や温度の低下による電圧低下を予防。アイドリングストップ車から寒冷地仕様まで広く対応できる高性能バッテリー。

 携帯電話充電や車内電化製品などを頻繁に使ったり、寒冷地に良く行かれる方には、安定して高い電力を発生するこうしたハイパワー型バッテリーがおすすめです。

◆  ◆  ◆

 目的に応じてカーバッテリーを選択することで、カーライフはもっと快適になります。

 知識があれば、自分で交換することも出来ます。ディーラーやメンテナンス業者さん頼りではなく、たまには、ご自身でバッテリー交換にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

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