【ハリアー、GT-R…名車続々】初期型から地道に改良!! 完熟国産車 7選

日産&マツダのセダンもマイチェン重ね熟成度高し!

■日産 スカイライン/2014年発売

スカイラインは、2019年のマイナーチェンジでプロパイロット2.0を搭載したほか、3L・V6ターボ搭載の400R(写真)も新たにラインナップ

 もとがインフィニティだし、途中メルセデスエンジンの投入もあったし、スカイラインって何? ということ自体がよくわからなくなっておりますが、日産がこのクルマを見捨てていないことは確かだ!

 先般のマイナーチェンジではスカイラインらしいテールレンズも復活させたし、いちはやく「プロパイロット2.0」を投入したし!

 400Rの登場も、走りのスカイラインのイメージをなんとか残そうということに他ならない! さすがに車体が重すぎるけど、スカイラインは昔からかなり重かった! とにもかくにも物量は投入されている。あとは方向性の問題だネ!

■マツダ6(アテンザ)/2012年発売

2012年に発売されたアテンザは2015年と2018年に大幅改良で熟成。2019年には車名をマツダ6に改め、同時に2.5Lガソリンターボ車もラインナップ

 アテンザの発表からはや7年。マツダとしてはしっかり力を入れている。なにせ、車名も変わったし、2.5Lのガソリンターボエンジンも投入されている!

 ただ、誕生時から劇的に熟成が進んだかというと、そこまでは行ってない。足はしなやかになり、ガソリンターボはスムーズでパワフルだけど、何かこうインパクトが足りない。

 でもそれは、マツダへの期待の高さゆえのないものねだり! マツダはすべてに手を抜いてない! エクステリアも、インテリアも、足回りも、パワートレインも、全部地道に刷新されている! ただ、伸びしろがまだまだある気がするだけ! たぶん。

熟成の人気クロスオーバー!

■トヨタ ハリアー/2013年発売

2013年に発売されたハリアーは、2017年にマイナーチェンジでターボ車を追加。さらに同年、スポーツモデルの「GR」も追加された

 2017年のマイナーチェンジで2Lターボエンジン車が投入され、2L・NA、2.5ハイブリッドとの3本立てになり、足回りも改良された。

 ハリアーはもともとアメリカンでゆったりした乗り味や、パッと見価格のわりに高級感の高いインテリア&エクステリアがウリだが、足に関しては若干引き締められた。

 ベースが古いだけに限界はあるし、よく売れていて熟成への期待も特にないが、利益率も高いハリアーをトヨタは大事にしている!

■スバル アウトバック/2014年発売

2014年発売のアウトバックは、年次改良を重ねつつ、2017年の大幅改良でアイサイトの最新版へのアップデートやエンジン・足回りなどの改良も施された

 現行アウトバックは、登場した時から熟成されていたんだヨ〜! 北米メインのモデルらしく、おおらかでゆったりした乗り心地を持ちながら、スバルらしい精緻なメカニズムでしっかり走るというキャラクターで!

 5年を経た今も、そのキャラは微塵もゆらいでいない。かといって完全放置プレイかというとそうではなく、見た目を小改良したり、4WD制御に新たなモードを付け加えたりしている。

 なにせ最初からできあがっていたクルマだったので、変わってなくても熟成度は高い。

【画像ギャラリー】全7台!! 完熟国産車の「熟成前&熟成後」

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