日産&マツダのセダンもマイチェン重ね熟成度高し!
■日産 スカイライン/2014年発売
もとがインフィニティだし、途中メルセデスエンジンの投入もあったし、スカイラインって何? ということ自体がよくわからなくなっておりますが、日産がこのクルマを見捨てていないことは確かだ!
先般のマイナーチェンジではスカイラインらしいテールレンズも復活させたし、いちはやく「プロパイロット2.0」を投入したし!
400Rの登場も、走りのスカイラインのイメージをなんとか残そうということに他ならない! さすがに車体が重すぎるけど、スカイラインは昔からかなり重かった! とにもかくにも物量は投入されている。あとは方向性の問題だネ!
■マツダ6(アテンザ)/2012年発売
アテンザの発表からはや7年。マツダとしてはしっかり力を入れている。なにせ、車名も変わったし、2.5Lのガソリンターボエンジンも投入されている!
ただ、誕生時から劇的に熟成が進んだかというと、そこまでは行ってない。足はしなやかになり、ガソリンターボはスムーズでパワフルだけど、何かこうインパクトが足りない。
でもそれは、マツダへの期待の高さゆえのないものねだり! マツダはすべてに手を抜いてない! エクステリアも、インテリアも、足回りも、パワートレインも、全部地道に刷新されている! ただ、伸びしろがまだまだある気がするだけ! たぶん。
熟成の人気クロスオーバー!
■トヨタ ハリアー/2013年発売
2017年のマイナーチェンジで2Lターボエンジン車が投入され、2L・NA、2.5ハイブリッドとの3本立てになり、足回りも改良された。
ハリアーはもともとアメリカンでゆったりした乗り味や、パッと見価格のわりに高級感の高いインテリア&エクステリアがウリだが、足に関しては若干引き締められた。
ベースが古いだけに限界はあるし、よく売れていて熟成への期待も特にないが、利益率も高いハリアーをトヨタは大事にしている!
■スバル アウトバック/2014年発売
現行アウトバックは、登場した時から熟成されていたんだヨ〜! 北米メインのモデルらしく、おおらかでゆったりした乗り心地を持ちながら、スバルらしい精緻なメカニズムでしっかり走るというキャラクターで!
5年を経た今も、そのキャラは微塵もゆらいでいない。かといって完全放置プレイかというとそうではなく、見た目を小改良したり、4WD制御に新たなモードを付け加えたりしている。
なにせ最初からできあがっていたクルマだったので、変わってなくても熟成度は高い。
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