脳トレにもなるおじさんにお薦めのMT車4選 自動化が進む今こそ乗っておかないと後悔するゾ!

おじさんにお薦めのMT車:スズキジムニーシエラ

11月の一部改良で大幅に価格がアップされたジムニーシエラ
11月の一部改良で大幅に価格がアップされたジムニーシエラ

 2025年11月4日に一部改良された5型のジムニー&シエラ。本当は5ドアのノマドをお薦めしたいところだが、2026年1月30日から受注が再開されるとはいえ、納期はいつになるのか、おじさんは待ってられない……。

 もちろん、軽のジムニーもいいのだが、おじさんにはシエラのほうが合っている気がする。5型となって最新の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーサポートII」やACCが標準装備されたので安心だ。

 ジムニーシエラをお薦めする最大の理由は、もちろん本格的なオフロード走行が楽しめるからだ。強靭なラダーフレーム構造、前後リジットアクスル式サスペンション、そしてリサーキュレーティング式のステアリングと、悪路での走破性を一番に考えられた構造。まさにこだわりのクロカン四駆がジムニーシエラ。

ジムニーシエラJLのコクピット
ジムニーシエラJLのコクピット

 前輪と後輪をシンプルな構造で直結するパートタイム4WDを採用し、路面状況などに応じて2WDと4WDを任意に切り替えて走行でき、副変速機では2H(2WD)、4H(4WD高速)、4L(4WD低速)をトランスファーレバーで切り替えることができる。ぜひ一度、本格的なオフロードコースを走ってほしい。その実力がわかるはずだ。

 惜しむらくは、4ATと5MTが同価格となり、MTの価格アップ率が高いこと。シエラJLの5MTは30万9100円アップの227万1500円、シエラJCの5MTは30万1400円アップの238万5900円。ちなみに4ATのJCが21万100アップの227万1500円、JCの4ATが20万2400円アップの238万5900円。

おじさんにお薦めのMT車:スズキスーパーキャリイ

一部改良でLEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)を採用したキャリイ
一部改良でLEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)を採用したキャリイ

 スズキが11月10日に先行情報を公開したキャリイ&スーパーキャリイ。一部改良と、特別仕様車Xリミテッドが発表されたのだが、睨みを効かせたヘッドライトが過去イチ、カッコいいと思う(私だけ?)。

 オレンジのボディカラーがニクい特別仕様車のXリミテッドはフロントバンパーやフォグランプベゼルなどをブラック仕上げに加え、ボディサイドに入った「MT MOUNTAIN TRAIL」というデカールもカッコいい。

スーパーキャリイの特別仕様車Xリミテッド(ツールオレンジ)
スーパーキャリイの特別仕様車Xリミテッド(ツールオレンジ)

 この特別仕様車 X リミテッドは、11月22日からポートメッセなごやで開催される「Japan Mobility Show Nagoya 2025」で先行展示。発売日や価格などの詳細は後日のニュースリリースで発表予定とされており、続報が待ち遠しい。

特別仕様車Xリミテッドのコクピット
特別仕様車Xリミテッドのコクピット

 今回の一部改良の内容は、全グレード共通装備として安全・快適アイテムを大幅に充実させているのがポイント。フロント回りは、LEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)が全車標準装備されたほか、フロントガーニッシュ&アンダーガーニッシュのデザインが変更された。

 室内では、デジタルメーターをはじめ、インパネポケットやセンターポケット、インパネドリングホルダーやシート一式ヘッドレストなどが装着されている。

 安全装備では、デュアルセンサーブレーキサポートⅡに加え、低速前進時ブレーキサポートやフロント/リアのパーキングセンサー、車線逸脱抑制機能を装備。

 さらに先行車や信号の切り替わりを知らせる発進お知らせ機能や、車両進入禁止・一時停止・赤信号に対応した標識認識機能、エマージェンシーストップシグナルも備える。ついに軽トラにも普通乗用車と同じ安全装備が装着される時代になったのだ。

 もちろん、キャリイ、スーパーキャリイにはMTも用意されている。前席後ろにちょっとした荷物も置けるし、リクライニングできるスーパーキャリイがお薦めだ。

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