もうすぐ年越し。2026年は何をしようかと考えてるクルマ好きも多いはず。ならばおなじみ「アシェット・コレクションズ・ジャパン」から登場したWEB限定商品が最高の相棒になるはずだ。あのWRCの伝説、ランチア・デルタを1/8スケールで組み上げるビッグプロジェクト。新年早々、この圧倒的な世界観に浸る1年を始めよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:アシェット・コレクションズ・ジャパン
【画像ギャラリー】デルタの作り込まれたエンジンとインテリアを見て!(7枚)画像ギャラリー伝説の「16V」を完全再現! このフェンダーこそが本物だ
今回発売された『ランチア デルタをつくる』は、1991年にミキ・ビアシオンがステアリングを握った「ランチア デルタ HFインテグラーレ 16V」を完全再現した組み立てキット。
完成サイズは全長48cm、全幅22cm、全高17cmという圧巻の1/8スケール。ダイキャスト製ボディの重厚感は、手にした瞬間に武者震いがするほどの迫力だ。
ここでひとつ、クルマ好きとして押さえておきたいポイントがある。一般的に「ランチア・デルタ」といえば、大きく張り出したブリスターフェンダーを持つ3ナンバーサイズの「HFインテグラーレ(エボルツィオーネ)」をイメージされる人が多いだろう。
しかし、ランチアワークスの手で世界ラリー選手権6連覇を飾ったのはオーバーフェンダーが控えめだった「インテグラーレ8V」「インテグラーレ16V」時代だったことは記憶しておきたい。
本モデルは、その「16V」ならではのたたずまいを忠実に再現している。登録番号「TO 11981R」の個体をベースに、鮮やかなマルティーニ・レーシングのカラーリングが施され、往年のラリーファンなら涙モノの仕上がりといえるだろう。
音と光のギミックに悶絶! 年末にポチって到着を待つ至福
外観だけでなく、内部の作り込みも変態的(褒め言葉)だ。ボンネットを開ければ、16バルブ仕様にアップデートされた1995cc直列4気筒ターボエンジンが鎮座している。ギャレット製のターボチャージャーや補機類、配線に至るまで、実車に忠実なディテールが詰め込まれているのだ。
コクピットに目を移せば、スパルコ製のバケットシートにサベルトのシートベルト、ロールバー、ダッシュボードの計器類まで、まるで実車をそのまま縮小したかのようなリアルさである。さらに素晴らしいのが、音と光のギミックだ。エンジンの始動音やクラクション、前後ライトにブレーキライトの点灯など、完成後も飽きさせない工夫が満載されている。
気になる価格と販売形態だが、アシェットの公式サイトにアクセスして申し込むWEB限定の定期購読タイプとなる。全19回の配送で完結するスタイルだ。価格は、第1回(4号分)が特別価格で1690円。第2回(4号分)が5990円。第3回以降(4号分)は通常価格の1万0990円となり、パーツが多くなる第14回以降(8号分)は1万8990円となる。
お届け開始は2026年1月28日頃の予定だ。新年を迎え、東京オートサロン2026が終わった後に届くというこの絶妙感! そこから始まる毎月の楽しみは、2026年のクルマ生活を充実させる最高のアクティビティになるに違いない。
数量限定でなくなり次第終了とのことなので、新年の誓いとして早めにオーダーしておくのが吉だ。この冬、ランチア・デルタのオーナーになる夢への第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。
【画像ギャラリー】デルタの作り込まれたエンジンとインテリアを見て!(7枚)画像ギャラリー









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