実際に切符を切られたケースはあるのか?
FNNが都内で調査したところ、自転車を追い抜く際に7割を超えるクルマが黄色いセンターラインをはみ出していたという。テレビ朝日の取材でも30分間で8台確認されている。つまり、多くのドライバーは、センターラインを越えないと十分な側方間隔を取れない。しかし越えれば通行区分違反という板挟みになっている。
現在まで実際に切符を切られたという事例はないようだが、報道各社は、「違反となる可能性がある」 、「別の交通違反につながりかねない」 と繰り返し報じており、警視庁もこの問題を認識している。
この矛盾を受けて、警視庁は黄色いセンターラインが道路状況に適しているか点検し、必要に応じて白線への変更を検討しているとコメント。今後、警察庁はどう対応するのか、注視していきたい。
編集部まとめ
ドライバーは十分な側方間隔を意識し、必要に応じて減速する。一方、自転車利用者は左側端を通行し、信号や一時停止など基本的な交通ルールを守る。この両方が実践されて初めて、安全な道路環境が実現する。
クルマを運転する側から見れば、「こちらだけが気を遣っている」と感じる場面があるのも事実だ。しかし、それを不満だけで終わらせるのではなく、自転車利用者にも正しいルールが広く浸透し、危険な違反行為が確実に減っていくことを期待したい。
今回の法改正を整理すると、ドライバーは慎重に下記のようにするべきではないだろうか。
●自転車との距離は1m程度を意識し、間隔がとれないようであれば20km/h~30km/hまで落とす
●自転車側にもはっきりとクルマが注意して走行し、自転車側に左側に寄ってもらうようにアピールする
●違反点数2点、反則金7000円、切符を切られないように注意深く運転する




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