三菱デリカD:5の人気の理由 ライバルは追従を放棄

デリカD:5の将来はどうなる?

 現在のモデルに関しては自動ブレーキ&運転支援システムの性能向上に加え、実現は難しいようだが、オフロード走破性を若干失ってもいいから通勤ユースやアウトドアに重宝なアウトランダーPHEVと同様のプラグインハイブリッドの追加を望むユーザーはそれなりにいるのではないだろうか。

 それ以上に気になるのが次期モデルである。デリカD:5の次期モデルは超ビッグマイナーチェンジ前を含め現行モデルが十分売れただけに、ないということはないだろう。

三菱が推進しているPHEV+S-AWCをぜひともデリカD:5にも移植してもらいたい。現行モデルでは難しいかもしれないが、待っている人はたくさんいる
三菱が推進しているPHEV+S-AWCをぜひともデリカD:5にも移植してもらいたい。現行モデルでは難しいかもしれないが、待っている人はたくさんいる

 しかし日産&三菱アライアンスとの兼ね合いで今後三菱自動車独自のモデルが出る可能性はゼロに近い。

 そうなると次期デリカD:5(D:6?)は次期セレナベースか、次期エクストレイルのプラットホームなどを使ったミニバンとなるのだろうか。

 次期デリカD:5が日産車の兄弟車になることに賛否はあるにせよ、筆者はやむを得ないとは思うが、その中でも強さに代表されるデリカらしさ、三菱自動車らしさを残してほしい。

 いや、むしろそうしないと、ブランド力のあるデリカと言えども、次期モデルが埋もれてしまう予感がする。

ダイナミックシールドの採用、インテリアの質感アップに加え、ディーゼルエンジンがまったく新開発というレベルの改良を受けたのも魅力アップの要因
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【画像ギャラリー】2019年のフルモデルチェンジ並みの改良で大幅に魅力アップ 三菱デリカD:5はライバル不在で唯我独尊、我が道を行く!!

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