■その名も「けもフレ フィット」登場
2017年12月22日、ホンダアクセス(ホンダ車専用純正アクセサリーを開発、提供するブランド)は、東京オートサロン2018(2018年1月12〜14日)出品車を発表しました。
6台の出品車のなかで特に当サイト担当者の胸に突き刺さったのが「けもフレ フィット」(この車名、ホンダアクセスが公式に付けてます)。
「今年ブレイクした『けものフレンズプロジェクト』とのコラボカーを製作。フィット・クロススタイルをベースに、けものフレンズの世界観を楽しんでいただける一台に仕上げました」
とはホンダアクセスの公式解説で、今回発表された概要写真には「※デザイン中」とあるものの、サファリ(じゃぱり?)カー風のルーフキャリアやルーフライト、各種ステッカー(カッティングシート)、専用エンブレムなどが施されたフィットが写っている。
これまで、『けものフレンズ』は多くの動物園のほか、清正製菓、ファミリーマート、JRA、みさき公園、日清食品、京王電鉄、マネックス証券と、多様な業種とのコラボレーションが展開されてきたが、自動車メーカー(厳密にいうと「ホンダアクセス」なのでメーカー直系ブランド)との正式コラボは初めて。本企画担当、万感の想いをもって当記事を更新しております。
関連記事:『けものフレンズ』に自動運転とAIの幸せな可能性を見た【編集部便り】
蛇足を承知で本企画担当のごく個人的な私見を述べさせていただくと、単にキャラクターのカッティングシートを車体に(無計画に)ぺたぺた貼ったり、シート地に簡単な刺繍をほどこしたりといった「とりあえず流行に乗ってみましたコラボ」ではなく、昨今クルマ界の潮流でもある「アクティブ系(クロスオーバーSUV系)」でワイルドに仕上げつつ、『けものフレンズ』のテイスト、世界観を織り込んでいるところが大変よいなぁと感じました(もちろん最終評価は実車を見てからではありますけれど)。
「ちょっとやりすぎでは」だとか「微妙にコレジャナイ感がある」といった感想をお持ちのファンもいらっしゃるでしょうが、ホンダアクセス製ということなら「コンプリートカー」としての販売ではなく、各パーツ(「ステッカーのみ」とか「エンブレムのみ」等)ごとのバラ売りも対応できそうなので、このまま市販化を期待したい。
というか、この出品車、ぜひ撮影・試乗させてください。
コメント
コメントの使い方