【アル/ヴェル、ヴォクシー変化】近頃流行りの「超ドヤ顔」にはワケがある!? 

■ライトの薄型化と衝突安全性もポイント

 HIDやLEDヘッドライトの登場で、ライトまわりは薄型にデザインできるようになった。しかしフロントライトを薄型にすると、スタイリッシュだが風格は出しにくい。

 特に背の高いミニバンやハイトワゴンは、スッキリしすぎてデザインバランスが崩れてしまう。そこで薄型ヘッドライトの採用によってデザイン自由度が広がったのをチャンスととらえ、さらに迫力ある顔、遠くからでも目立つ顔としたのだ。

 また、ミニバン以外のジャンルのクルマにもグリル面積を広げたイカツイ顔が多くなっている。これは薄型ヘッドライトの採用とともに、歩行者保護や衝突安全などが厳しくなった法規制も影響しているのだろう。

 以前はスラントノーズにして鼻先を薄くするクルマが多かった。

 が、今はボンネットを高くしないと高い衝突安全性(歩行者保護を含む)を確保できない。そこでボンネットを高くし、面積が増えたノーズ部分に目立つグリルを付けるクルマが増えているのである。

 こうした理由から、高級感が増し、押しも強い「ドヤ顔」の流行は今後も続くだろう。

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