2017年1月11日〜3月29日にテレビ東京系列で放映され、大きな話題となった『けものフレンズ』(もう一年前!)。
大人気となっただけでなく数々のコラボレーションで話題となり、関連グッズの売り上げを伸ばしています(当サイトでも何度か記事を書かせていただきました!!)。
そんなコラボ作品のひとつが、2018年1月12〜14日に開催された東京オートサロン2018に出品された「けもフレ フィット」。
ホンダアクセスブースに登場したこのコンセプトカーに、『けものフレンズ』大好きなライター&カメラマンの西尾タクトが突撃取材を敢行いたしました!
文&写真:西尾タクト
■細部の「こだわり」に作品への愛を感じました
事前から話題となっていたこの車両展示。オートサロン初日、ホンダアクセスのブースに駆けつけたわたくしは、今回のデザインをした、ホンダアクセスDヤマさん(ホンダアクセス商品企画部プロダクトデザインブロック 山田真司氏)に直撃しました。
お会いして最初のイメージは「若い!」Dヤマさんは柔らかい雰囲気の好青年で「私もフレンズです」と話しかけたところ、関係者パスをチラリと見たあと、にっこりと笑ってくれました。ああ、この人もクルマ好きなフレンズなんだね……、とひと安心。
「今回の企画、まずは“痛くない痛車”を作ろうってコンセプトなんですよ」
なるほどなるほど。コレ以上にない解りやすい解説。
ボディカラーは、メインキャラクターのサーバルちゃんをモチーフにしながらも、凄いのは、サイドだけで20体ものフレンズのシルエットがデコレーションされている点。Dヤマさんと、開発陣の作品に対する愛が溢れていました。
今回、エンジンや足回りに手が入っているわけではなく、仕様変更はステッカー周りとエンブレム、パネル類、それに内装が中心。
実車を見て特に感動したのは「作品の世界観へのリスペクトがあること」でした。
運転席のシートカバーはサーバル、助手席はかばん、中央にあるシフトレバーがラッキービーストをモチーフに製作されており、ラゲッジスペースはビーバーが作ったベンチを想定しているとのこと。
うーむ、パーツ単体でバラ売りしてほしいです。
■ちびっこレイヤーと記念撮影
実はですね、ちびっこコスプレイヤー達(※編集部註/ライター西尾の友人)が、けもフレFITに会いに来たいとメールをくれまして……このクルマと一緒に撮影することは可能でしょうか……? とDヤマさんにお願いすると、「子供たちに喜んでもらえるなら是非!」と即答。
けもフレFITと一緒にコスプレのちびっこ撮影の許可をいただきました。
ちびっこコスプレイヤーのなごみちゃん(かばんちゃん)と、すぅちゃん(ジャイアントペンギン先輩)が、パパママ達と一緒に、ちょこんと待っていてくれました。
せっかくなので撮影しつつこの「けもフレ フィット」の感想を聞くと、「たのしい!」とまことにそのまんまなコメント。
ホイールや、窓に隠れたフレンズ達。なかでも一番の推しはやはり、ホンダエンブレムを外してまで装備された、『の』エンブレム。タイプRならぬ、タイプジャパリ。
「このクルマにしようよ、お母さん!」と、正直な声が飛んでいました。
クルマ好きで、昔ベストカーに取材された事もあるという、なごみちゃんのパパは、車両上部のサファリ風フォグに注目。「いいですねぇ!こういうのがホント、親子で楽しめるクルマですよ」と、販売されれば本当に購入を考えたい目線でした。
実に「たーのしー!」一時を過ごさせて頂きました。ホンダアクセスの皆さん、ありがとうございましたなのだ!
【おまけ】帰りしなに、ベストカーも協力していたWRC日本開催招致ブースにも、みんなで立ち寄ってくれました。クルマの色んな所が「たのしー!」になっていくといいね。
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