ホンダスポーツは軒並み高相場
その後、FK8型シビックタイプRリミテッドエディションのAA相場は落ち着いており、7/11時点では、走行距離ゼロ(1000km未満)の個体がおよそ800万円台となっている。新車価格が550万円なので、およそ1.6倍の価格ではあるが、すでに完売した人気限定モデルであることを考えれば、これ位が当該モデルの適正値なのであろう。
今季限りでF1から撤退し、2030年には3分の2を電動車に、2040年には100%電動化(EVとFCV)を狙う、としているホンダ。実は、このシビックタイプRに限らず、ホンダのスポーツモデルは、軒並み、AA相場が上昇している。
S660やS2000、初代NSXなど、いずれも行先はやはり香港が多いようだ。ホンダの中期計画とは対極にあたるスポーツカーに残された時間はあとわずか、と判断しての需要であろう。
すでにFK8の次にあたる11代目シビックが発表されており、タイプRに関しても「2022年に登場」とのアナウンスはされている。この新型のタイプRについて、大方の予想はFK8と同じ直4の2Lターボだが、筆者は電動ターボとなって登場するのでは、と予想している。今後もホンダの動向から目が離せない。
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