シビックタイプRリミテッドが1600万円超!! 高騰する国産ホンダスポーツの行方

ホンダスポーツは軒並み高相場

 その後、FK8型シビックタイプRリミテッドエディションのAA相場は落ち着いており、7/11時点では、走行距離ゼロ(1000km未満)の個体がおよそ800万円台となっている。新車価格が550万円なので、およそ1.6倍の価格ではあるが、すでに完売した人気限定モデルであることを考えれば、これ位が当該モデルの適正値なのであろう。

 今季限りでF1から撤退し、2030年には3分の2を電動車に、2040年には100%電動化(EVとFCV)を狙う、としているホンダ。実は、このシビックタイプRに限らず、ホンダのスポーツモデルは、軒並み、AA相場が上昇している。

ホンダのマイクロスポーツカー「S660」。2022年3月をもって生産終了となることが発表されている(写真はModulo X)
ホンダのマイクロスポーツカー「S660」。2022年3月をもって生産終了となることが発表されている(写真はModulo X)

 S660やS2000、初代NSXなど、いずれも行先はやはり香港が多いようだ。ホンダの中期計画とは対極にあたるスポーツカーに残された時間はあとわずか、と判断しての需要であろう。

 すでにFK8の次にあたる11代目シビックが発表されており、タイプRに関しても「2022年に登場」とのアナウンスはされている。この新型のタイプRについて、大方の予想はFK8と同じ直4の2Lターボだが、筆者は電動ターボとなって登場するのでは、と予想している。今後もホンダの動向から目が離せない。

2021年6月に世界初公開となった、新型シビック。新型シビックタイプRは2022年登場とホンダから公式にアナウンスされている。こちらの登場も楽しみだし、海外で高騰しそうだ
2021年6月に世界初公開となった、新型シビック。新型シビックタイプRは2022年登場とホンダから公式にアナウンスされている。こちらの登場も楽しみだし、海外で高騰しそうだ

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