イキリ度2 嫌われ運転ランキングの常連運転
■謝意のつもりが…「クラクション大好きマン」
これは微妙なところで、鳴らしている本人はイキっているわけでもなく、純粋に「感謝の気持ち」を示したいだけってこともある。しかし!! クラクションは日本語にすると「警音器」であることからもわかるようにお礼のために使用してはいけないものなのだ。
さらに、鳴らし方がなっていないと、威嚇と勘違いされてトラブルのモトになることも……。お礼がわりに「ピッ」とやりたい気持ちにもかからわず、「ビー」と長押ししてしまったりすると、クールにお礼どころか、超かっこ悪い。
ちなみに、道路交通法第54条第2項には、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない」と書かれている。つまり、原則は「鳴らさないようにしてね」ということだ。もちろん、合図・挨拶・お礼などに鳴らすのは間違った使い方だ。
とにかく、クラクション多用ドライバーは同乗者、特に女性ウケも最悪。巷の女性アンケートでもカッコ悪い、同乗していて不快な運転ランキングの上位にきていることが多い。また、クラクションが原因のトラブルは後を絶たないため、用心してほしい。
■暗くなっても「サングラス絶対外さないマン」
女性に大不人気なのがこれ。サングラスで”かっこいい俺”を演出したい気持ちはわかるが、実は、女性目線で見ると超かっこ悪い行為なのだ。「そんな奴、滅多にいない」と思ったら大間違い。よーく観察すると、薄暗くなってもサングラスを外していないドライバーは意外と多いのだ。
対向車のライトがまぶしいため、どうしてもサングラスを着用したいというなら、ナイトドライブ用サングラスが販売されているのでそちらを。一般のサングラスを暗くなってから着用し続けるのは、周囲が見えにくくなるため超危険ということも知っておこう。
■「急」のつく運転が大好き「自称プロドライバー」
これは同乗者や周囲のドライバーにかなりのイキリ感を感じさせる運転。例えば、渋滞中に隣の車線が空いたりすると、突然、鋭角にハンドルを切って急発進。本人は「俺ってめちゃ判断力があるよね」アピールをしているつもりだろうが、同乗者も周りのドライバーも大迷惑。たとえ隣の車線に移ったとしても、劇的に目的地への到達時間が短縮されないことは、み~んな知っている。ということで、周りから見たら、ただのイキリくんにしか見えないのだ。
他にも、コーナーにすごい勢いで突っ込んだ挙げ句に急ブレーキ&急ハンドル、どう考えても赤信号に引っ掛かるという場面でアクセル全開、案の定、急停車で首カックンなどなど。
急のつく運転をする人ほど、「自分は運転がものすごく上手い」と思っている人が多いという心理学的な分析もある。また、ハンドル操作やペダルの踏み方が急である人ほど、「素早い操作ができる=運転が上手い」と勘違いしていることが多く、事故も起こしやすい傾向があるという分析も……。ということで、「俺は運転が上手い!!」と自負している人はご注意を。
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