社長専用? センチュリーGRMNは普段どう使われている?
さて、世界に白と黒1台ずつしかなく、中身も特別なセンチュリー GRMNだが、普段どのように使用されているのか? さらに取材を続けると2台の使用実態が見えてきた。
先に触れたとおり、“黒い”センチュリー GRMNは「豊田ナンバー」。厳密に言うと社長専用ではなく、豊田章男社長を含め「副社長級の6~7人が(豊田の本社で)普通に使っています」とのこと。
よ~く、車の足元を見ると履いているタイヤはスタッドレスで、これも「実は3日前まで普通に社用車として使っており、2日前にこちら(幕張)に搬入したから」なのだとか。
“白い”センチュリー GRMNも同じように役員車として使用されていて、こちらはナンバーの「品川」が示すとおり、主に東京本社用。「黒は愛知」、「白は東京」とそれぞれの拠点で上層部のアシとして日々活躍しているという。
気になる市販化については「現時点では計画していない」とのことだが、世界に白・黒1台ずつしかないセンチュリーという珍しさもまた、ファン心をくすぐる要素かもしれない。
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