■よろしくメカドックは40周年を迎えた
心眼走法などにも衝撃をうけた筆者は連載当時高校生。そのころの心の炎をいまだに消すことができず、もはやビョーキのカーマニアだ。だが、そのメカドック魂のおかげで自動車やレース、チューン雑誌等のカメラマンとして35年!なんとか生きてくることができた。
そして、このクルマ・レース業界には、そんな“メカドックチルドレン”がたくさんいる。メカニックやエンジニアはもちろん、レーサー、営業マン、文系サラリーマンまで!さすが「300万人が泣いた」劇画というだけでなく、TVアニメ化された影響も大きいだろう。
さて、そんな40年前は少年だった皆さん、そろそろ定年の方もいそうなクルマ業界人、カーマニアの方々に今回は特別に次原隆二先生からのメッセージをお届けします。
「若者のクルマ離れや世界的なEV化の潮流。メカドックの中で描いた世界が霞んでいく様な現代社会。そんな時代だからこそ、今一度読み返して懐かしいクルマたちの魅力を再認識してもらえると嬉しいです」
とのお言葉をいただきました。ありがとうございます!
もちろん懐かしんで読むのもいいけど、風見(主人公)を超えて、年齢だけはナベさん(作中で引退宣言をする神チューナー)の域に達しようかという我々おっさんは「人間模様」に涙しながら読み返すのもありだろう。
そして日本車のガソリンボーボー系クルマの進歩と革新の時代を知るのにも最適の劇画なので若いヒトにもおすすめです。
祝!40周年!「よろしくメカドック」!
※『よろしくメカドック』40周年記念企画展は2月19日まで開催中。貴重な原画、模型、書下ろし色紙などが展示されている。入場無料。特別企画Tシャツ、グッズなども豊富に販売されている。
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コメント
コメントの使い方レストアガレージ251と共に本物の名作。私も古臭いと敬遠していましたが読んで感激しました。二十代三十代や、湾岸やDなど定番クルマ漫画に違和感ある人にこそ読んでほしい。