『あぶ刑事』ファン感涙確実!!　仲村トオル＆舘ひろしが走って撃って大暴れ!!　『さらば、銃よ 警視庁特別銃装班』が激アツ

メイン劇中車のGR86＆ハイエースが大活躍 急発進やスピンターンがアツい！

　そして、見逃せないのが刑事ドラマの真骨頂、カーアクション。「さらば」では2台のトヨタ・GR86がメイン車両として登場します。待機時には署内のガレージに格納されているGR86ですが、庫内にはKTCのツール等も充実しており、日ごろから激しい犯人追尾が行われているためか？メンテナンスも欠かさず行われている様です。

　このGR86はマットブラックのカラーに、ブリッドのシートを備えたレーシーな仕様です。警光灯は反転式警光灯ではなく、フラットビームタイプに近く、車内で赤く光るスタイリッシュなデザインです。

　さらに車体、タイヤを含め、完全防弾仕様。銃声検知システムや追尾機能も搭載しており、特殊塗装が変色するカモフラージュ機能も開発中とのこと。まさに西部警察のマシン達が令和に現れた感じです。

　この86を駆る刑事の一人に濱正悟さん演じる加成屋輪。加成屋は民間登用組の刑事で元自衛官・元カーレーサー・海外の民間軍事会社で戦闘経験もある異色の経歴です。

　助手席の真木が犯人を狙撃するために86をドリフトさせて、90度の角度で停めるシーンは見ごたえたっぷりです。第2話のメイキングではその様子の詳細も見ることができるので、本編と合わせてぜひチェックしてみて下さい。

「35-26」「35-28」「35-29」ナンバーにも秘密が

　また86の他には、ハイエーススーパーロングも登場し、特別銃装班のハイテク捜査の拠点としてチームを支えています。ちなみにこの3台の「35-26」「35-28」「35-29」というナンバー、これ、実は西部警察のマシンRS-1、2、3と同じ数字なんです！とにかく往年の刑事ドラマへのオマージュが詰まっており、細部までがついつい気になってしまいます。

　かつてのような豪快な作品は生まれにくくなってしまった昨今。ああ、もうド派手アクションの刑事ドラマは見られないのか…。そう思っていたところに登場した「さらば、銃よ」。かつて好きな刑事ドラマがあった読者の皆様はぜひ一度、ご鑑賞ください！

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