■年内の納期も夢ではない
気になる納期だが、2023年3月の時点ではガソリン車が6カ月、ハイブリッド車は1年以上だったが、現在(7月1日)はどうなっているのか、首都圏のトヨタディーラー営業マンに話を聞いた。
「今注文いただければZ、Zレザーパッケージのガソリン、ハイブリッド問わず10月以降~11月以降、年内には納車できるのはないかと思います。Z、Zレザーパッケージの受注が6月24日から再開し、お客様にご案内をさせていただいているところです。半導体の部品供給不足による影響は続いていますが生産台数は高水準に回復していると聞いていますので本当に嬉しく思っています」。
この情報は話を聞いた首都圏の販社から得た情報で、全国の各販売店では異なる場合もあるので参考程度に考えていただきたい。受注状況によっては納期が年明け~来春に延びる可能性があるほか、再度、受注停止になる可能性もある。お近くのディーラーになるべく早く行って確かめてほしいところだ。
また別の情報では2023年10月にマイナーチェンジが行われるため、すでに注文済み場合でもマイナーチェンジモデルに切り替わるという話もある。
さらに、数カ月前から中古車価格が下落し、中古車買取りバブルが終了。キャンセルする人が今後増える可能性もあるため、納期は早くなることもありえる。
そのほか、ヤリスクロスやカローラクロス、RAV4についても、概ね2023年10月以降となっており、納期が徐々に改善されつつあるようだ。
■ハリアーの納期情報(ディーラー調べ)
ガソリン(FF)のS、G/2024年春以降
ガソリン(FF)のZ/10月以降
ガソリン(FF)のZレザーパッケージ/10月以降
ガソリン(4WD)のG、Z、Zレザーパッケージ/2024年5月以降
ハイブリッド(FF)G/2024年4月以降
ハイブリッド(FF)Z、Zレザーパッケージ/11月以降
ハイブリッド(E-FOUR)G/2024年4月以降
ハイブリッド(E-FOUR)Z、Zレザーパッケージ/11月以降
PHEV Z/10月以降
※販売店、地域、時期などにより情報が異なることがありますのでご注意ください
コメント
コメントの使い方トヨタの新型車が出ると、その車種の長納期や受注停止ばかり取り立たされますが、
賢明な消費者はその前の新型車たちを注視します。トヨタほどの超大規模になると
新型が出てもそればかりに生産注力にはならず、現行車の需要と供給バランスが整い迅速になるのが毎回のパターンだからです。
この記事のように、注目新車でたからこそ元々の注目車に、という視点が得をします