2作目『またまたあぶない刑事』…『On The Run』
タカとユージがトオル(仲村トオルさん)の力を借りて武器を調達後、爆破予告された場所へ向かいます。
その際に掛かるのが、名曲『On The Run』です。タカとユージと別れ、デートに向かうはずのトオルが何故かバズーカを持ったまま走り去ります。それを見たユージがバズーカに絡め、トオルの物まねで下ネタのギャグを披露。タカはつれない(?)反応で「行こうぜ」とその空気を断ち切り、察したユージが「オーライ!」と呼応します。
次の瞬間、曲のイントロと共にレパードのヘッドライトが点灯、タイヤを鳴らして急発進させるのですが、スキール音と曲を合図にした戦闘モードへの切り替えが鳥肌もののカッコよさです。
担当個人の意見で大変恐縮ですが、『あぶ刑事』シリーズを通じて一番好きな場面がこちらです。
『On The Run』を歌うのはタマラ・チャンプリンさんという女性シンガーで、後述の『There Oughta Be a Law』もタマラさんによるものです。ちなみにタマラさんのご主人は元シカゴのビル・チャンプリンさんで、ご夫婦で音楽活動も行っているそうです。
3作目『もっともあぶない刑事』…『There Oughta Be a Law』
テレビシリーズでもおなじみ、最大の敵と言ったら「銀星会」!映画3作目の『もっとも』でもタカとユージの前に立ちはだかります。
15年前の事件で神奈川県警の本多警備局長(芥正彦さん)が銀星会と結託していた事実が発覚し、その真相に迫る2人は絶体絶命の立場となってしまいます。
事件は時効直前。事件の当事者で、結託の事実を知る北野(佐藤仁哉さん)の身柄を守るべく、吉井刑事(山西道広さん)と田中刑事(ベンガルさん)の乗った護送中の港304(グロリアグランツーリスモ、Y31)を強奪。その後、港304を街の若者たちが乗っていたポンティアック・トランザムと交換します。
トランザムに身を隠していたタカとユージと北野ですが、やがて神奈川県警のパトカーの大群が3人の所へやってきます。
「逃げまくりますか18時間(ユージ)」「OK!(タカ)」という声とともに『There Oughta Be a Law』が始まり、カーチェイスが開始!
セドリックやコロナ等、複数台のパトカーがトランザムに襲い掛かりますが、急旋回や急発進からの体当たりなどでかわしていきます。アップテンポなロックサウンドに、ユージの華麗なドライビングスキルが最高に爽快です。
最近の作品ではなかなか見ることができないカーアクションですが、あぶ刑事の過去作品から名曲とともに再確認してみてはいかがでしょうか!
【画像ギャラリー】ドライブで必聴!『あぶない刑事』のサントラ…映画の極上のカーアクションと神曲を振り返る(3枚)画像ギャラリー
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