レパードだけじゃない！『あぶない刑事』のいぶし銀グルマ!! セドリックとグロリアの雄姿を見よ

そういえばタカが運転しないのは何故？

　ちなみにタカがクルマを運転するというシーンは全シリーズ通してありません（バイクを除く）。もちろん警察官なので、現実だと免許を持っていないという事はあり得ないのですが、制作側が鷹山というキャラクターを完璧にしない狙いで、クルマを運転しない設定にしたといいます。

　また当時、舘さんがスズキ・カルタスのCMに出ていたので、少なからず設定にも影響していたかと思われます（実際、バイクの運転シーンではスズキ車の登場が多かったです）。

●グロリアY31型　HT V20　グランツーリスモ

　『もっとあぶない刑事』『もっともあぶない刑事』で登場したグロリアです。「港304」として活躍しました。『もっとも』では警察側からも追われるタカとユージが仮面をかぶってグロリアを強奪し、街の若者が乗っていたポンティアック・トランザムと交換してしまいます。

セドリックパトカーの功績をぜひ書籍で！『セドリックパトカー スーパーバイブル』

　あぶ刑事シリーズをはじめ、往年の刑事ドラマの中で活躍したセドリックパトカー。現実では最近では年式が古くなってしまったことから、退役した車両も増え、見かける機会も減ってしまいました。

　『セドリックパトカー スーパーバイブル』（講談社ビーシー／講談社）ではあぶ刑事でも活躍した車両と同型のセドリックY30型のほか、令和の時代に生き残るYPY31など、貴重な車両を主要諸元表や丁寧な解説付きで見ることができます。

　『あぶ刑事』のお話は登場しませんが、懐かしのセドリックパトカーにご興味を持たれた皆様にはおすすめの一冊です！実際の捜査で活躍するセドパトたちの雄姿をぜひご覧ください！