下取り有利は白と黒!! でもアルファードとヴェルファイアの黒は例外ってマジか!? 元中古屋直伝の後悔しない色選び

下取り有利は白と黒!! でもアルファードとヴェルファイアの黒は例外ってマジか!? 元中古屋直伝の後悔しない色選び

 3~5月は新車や中古車を問わず、クルマの乗り換えが多い時期。車種選択が重要なのは言うまでもないが、ボディカラー選びも軽視できない要素だ。売却時に後悔しないためのリセールバリューの高い色とその理由をUカー販売店に勤務していた筆者がお教えします。

文/デグナー12(Team Gori)、写真/トヨタ、マツダ、写真AC

■高価買取はやっぱ白黒!! 人気の黒アルファードは意外な落とし穴が!!

洗車では落ちない汚れや傷がつく前に、ボディコーティングしておこう
洗車では落ちない汚れや傷がつく前に、ボディコーティングしておこう

 中古車市場でリセールバリューが期待できる筆頭ボディカラーはホワイトやブラック。万人受けし、飽きのこないカラーとして安定した需要がある。中でも人気が高いのは高級感があり、耐久性と耐候性に優れるパールホワイトで、買い取り側も高価格を提示しやすい。

 パール系のボディカラーは塗装コストがかかるため、どのメーカーもオプション扱い。追加料金がかかってしまうが、売却時に十分取り戻せると考えていいだろう。リセールバリューを重視するならパール系は鉄板カラーといえる。

 ブラックもホワイトと並んで人気が高く、高いリセールバリューが期待できる。しかし、アルファードに代表されるソリッド系のブラックは、洗車傷などが目立ちやすく、デリケートな扱いと手入れが必要。傷が目立てばマイナス査定になる可能性があるため、屋外保管の場合は避けた方が賢明かもしれない。

■リセールバリュー的に避けるべきカラーは原色系やイメージカラーだが例外も

奇抜なカラーは需要も低く、リセールバリューは不利
奇抜なカラーは需要も低く、リセールバリューは不利

 一方、マイナス査定を受けやすいカラーは赤や黄色、ピンクといった派手なカラーやパステル系。ただし、それらのカラーは女性が好む傾向があり、女性ユーザーが多い軽自動車やコンパクトカーではマイナス影響は少なめだが、セダン系は大幅にマイナスに働く傾向が強いので避けた方が無難。

 新車発表時のイメージカラーが原色系や奇抜なカラーであった場合は要注意。ニーズを捉えたイメージカラーは一時的に査定額が高くなることもあるが、そのトレンドがずっと続くとは限らない。売却時にトレンドが過ぎていると、マイナス査定の要因に。

 その中で言うと、マツダのソウルレッドは珍しい例。本来、レッドは目立つ色として敬遠、退色によってマイナス査定を受けやすい。しかし、マツダのイメージカラーとして定着したソウルレッドのクルマは街でも頻繁に見かける人気色で、買い手もつきやすい。中古車販売店が高値で査定してもリスクの低いカラーといえる。

 ちなみに、限定カラーはどれほど希少性のあるカラーでも、マイナス査定になることがほとんど。その理由は市場の台数が極めて少なく、相場価格が読めないから。高価査定は販売店にとってリスクが高く、中には査定額を提示しない販売店もある。限定カラーを探している顧客とマッチしない限り、高値査定は見込めないと思った方がいい。

■無難なシルバーは査定額も平均的な傾向

シルバー系が定番だった欧州車もホワイトが一番人気
シルバー系が定番だった欧州車もホワイトが一番人気

 シルバーは汚れや傷が目立ちにくい他、目立ちすぎないなどの理由で、日本だけでなく世界的に見ても安定したニーズがある。リセールバリュー的に特別有利というわけではないが、不利でもない平均的なカラーだ。ただ、シルバーが定番だったメルセデスベンツやBMWなどのドイツ車も、現在はホワイトの方がリセールバリューは高い。

 国産車に比べて流通台数が少ない輸入車は相場価格が読みにくい上に高価。査定を見誤った場合の損失が大きいため、無難なホワイト以外は高値査定をしにくいのが実情だ。マイナーな輸入車であればカラーに関わらず買取りしない場合もあるため、輸入車の取扱いが多い店舗をあたる方がいいだろう。

 今回の内容はあくまでボディカラーにこだわりがない場合の参考にしてほしい。愛着を持ってもらえなかったクルマはリセールバリュー的に有利なカラーであっても、傷や汚れなどのマイナス査定の方が大きく影響するからだ。整備も含めてていねいにクルマを扱うことに越したことはない。

【画像ギャラリー】イメージカラーや2トーンが人気なんて時代も変わった……人気を集める個性派カラー(3枚)画像ギャラリー

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