マツダ/デザイン優先だからリアサイドウインドウの開閉は気にしない?
マツダは魂動デザインを採用し、デザインを優先したクルマ作りだから、全車種、リアサイドウインドウは全開しないと思いがちだが、意外にも最新のマツダ3をはじめ、マツダ6やCX-8はリアサイドウインドウが全開になる。やや古いマツダ2(デミオ)やCX-3、CX-5は全開にはならない。
■リアサイドウインドウが全開する車両
CX-8/マツダ6(セダン・ワゴン)/マツダ3(セダン・ファストバック)
■リアサイドウインドウが全開しない車両
マツダ2/CX-3/CX-5
スバル/死角を減らすため窓ガラスの面積を大きくする配慮
スバル広報部に聞くと「フロントもリアも含め、窓ガラスの面積はなるべく大きく取っています。身長1m以下の子どもがクルマの周囲に立っていると全方位で分かるようにと、ドライバーからの視認性を向上させています。これまでのクルマ作りでもすべてそれが受け継がれている」とコメント。リアサイドウインドウが開く以外にもこんな配慮がされていたのだ。
ちなみに件の広報マンは最近、初代レガシイツーリングワゴンに触れる機会があったそうで、そこで改めてガラスエリアの大きさに感動したとか。
■リアサイドウインドウが全開する車両
インプレッサスポーツ/インプレッサG4/XV/レヴォーグ/レガシィアウトバック/レガシィB4 /WRX S4/WRX STI
■リアサイドウインドウが全開しない車両
フォレスター/※ジャスティ(トヨタ・タンク&ルーミー)はトヨタの項にて紹介
三菱/リアサイドウインドウが全開するのは2車種のみ
三菱ではタイ生産モデルのミラージュとi-MiEVがリアサイドウインドウが全開する車種として該当。
ほかのモデルだとエクリプスクロスはクーペデザインを謳っており、リアのガラスも面積を抑えたデザインでウインドウもすんなり収納・全開しそうだが、そうはならず。
■リアサイドウインドウが全開する車両
ミラージュ/i-MiEV
■リアサイドウインドウが全開しない車両
アウトランダー/アウトランダーPHEV/エクリプスクロス/パジェロ/デリカD:5/RVR/eKワゴン/eKクロス/eKスペース/ミニキャブ-MiEV/※デリカD:2(スズキ・ソリオ)はスズキの項にて紹介
スズキ/ヒンジドア車はリアサイドウインドウは全開になる
スズキはヒンジドアモデルを中心にウインドウが全開する。ここではSX-4クロスとエスクードに注目。SX-4Sクロスはリアサイドウインドウは全開するが、エスクードは全開にならないこと。
いずれも基本となるシャーシは同じだが、全長ではSX-4クロスが4300mm、エスクードは4175mm、ホイールベースでは前者が2600mm、後者が2500mmとSX-4クロスの方がわずかにボディサイズにゆとりがある。兄弟車に見えても実は細部が異なるのだ。
■リアサイドウインドウが全開する車両
ハスラー/ラパン/アルト(アルトバン)/クロスビー/スイフト/イグニス/SX-4 Sクロス
■リアサイドウインドウが全開しない車両
ワゴンR (スティングレー)/スペーシア/エブリイワゴン(エブリイバン)/ソリオ/バレーノ/エスクード
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