ラリージャパンは初日6つのSSが行われ、エバンスがトップ、2位ソルベルグ、3位オジエとトヨタがトップ3を独占! 期待の勝田貴元はSS1でのいきなりのパンクもあってトップと1分3秒8差で6位となっている。
文:ベストカーWeb編集部 写真:トヨタ、TGR WRT、Rally Japan
【画像ギャラリー】やっぱりラリーはいいね!! 劇的応援団と勝田選手の勇姿を見よ(7枚)画像ギャラリー期待の勝田貴元はSS1でいきなりのパンクで出鼻をくじかれる
勝田貴元はめまぐるしく変わるコース状況に翻弄された。ドライと思いきや濡れて滑りやすい箇所もあり、ペースノート通り走れない。
SS1の右コーナーで側溝に左リアタイヤを落とし、いきなりパンクを喫してしまう。これでソフトタイヤからハードタイヤに交換しての走行を強いられ、タイムを落とす。特にSS3ではドライの情報で攻めたところ、実際は濡れている所があり、コースオフ、タイムをロスしてしまう。
「コンディションが厳しく、(情報が違い)自分としては納得していないところもあるが、これがラリーです」と気持ちを切り替えて午後のSSに臨んだ。しかし、午後もペースが上がらず結局6位で初日を終えた。
「過去最低に近い1日となりました。フラストレーションも溜まりましたが、まだ2日間ありますから頑張ります」と気を取り直していた。
トップのエバンスとは1分以上の差になったが、トップクラスの速さを持つ勝田なので、巻き返しに期待したい。
トップはエバンス!! 鹿とご対面ソルベルグも2位をキープ
トップはランキング1位で1番手スタートのエバンス。特にラリージャパンの名物にもなっているSS2の伊瀬神トンネルで圧倒的な速さを見せ、トップを快走した。エバンスは「今日は難しいコースだったが、大きなミスもなくまずまずだった」と語るように、2023年、2024年とラリージャパンを連覇しており、コースには自信があるようだ。
2位は鹿との遭遇という不運もあったソルベルグでエバンスとの差は15秒7。3位はオジエで、ソルベルグとの差はわずか1秒4だ。
WRC2ではイニシャルD好きとして知られ、今期はランチア・イプシロン・ラリー2HFインテグラーレに乗るグリアジンがクラス2位、総合でも11位と健闘を見せている。トップはスペイン人ドライバーでGRヤリス ラリー2のカチョンでグリアジンとの差は8秒3だ。
グリアジンは「日本が大好きだから頑張るよ!」と話していたが、クロアチアもカナリア諸島もランチア・イプシロン・ラリー2HFインテグラーレはターマック(舗装路)でGR ヤリス ラリー2を上回る速さで勝利しており、明日以降逆転なるか? 注目だ。
またWRC2を戦う日本人では、WRCチャレンジプログラムから参戦する山本雄紀が13位と、全日本組の新井大輝17位を抑え、最上位となっている。山本は抑え気味ながらも、しっかりとタイムを出し、自信を得た様子。一方新井は「グリップを失うタイミングがわからない」とハンコックタイヤに慣れていないことを苦戦の原因に挙げた。
30日土曜日は8本のSSが予定され、うち6本が15kmを超える厳しいコースとなっており、しっかりと走れた者が勝利を手繰り寄せることになるだろう。
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