全日本ダートトライアル選手権で、ボディに大きく「ベストカー」とペイントされたランエボが参戦しています。ダートラ界の名物夫婦として長年活躍する秋間忠之選手(通称「くまちゃん」)と小出久美子選手(通称「コクミ」)です。
今回コクミ夫婦は(コロナ感染拡大を受けて8月開催となった全日本ダートトライアル選手権北海道ラウンドに続き)、わずかの日程での開幕(2021年9月5日~)となった全日本ダートトライアル選手権福井ラウンドに参戦。オートパーク今庄で開催されたこの大会の模様をお届けします。
文/小出久美子、ベストカーWeb編集部
写真/小出久美子、須賀健太郎
■成績はいまいちでしたが…
やってまいりました、2021年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in 今庄(2021年9月4日(土)~9月5日(日))。
コクミ夫婦は9月5日の公開練習に参加。そこでコクミたちに早くも事件発生! まさかの「サイドブレーキストップ」。コクミの旦那くまちゃんアキマのマシンはシーケンシャルミッションのホリンジャーを搭載してるランエボなのですが、スタート直後、油圧サイドブレーキを2速シフトアップの時引いてしまい、急ブレーキというまさかの展開。
さらに北海道ラウンドでもあった、インジケーターが作動しないトラブルも再発生。どうにか解決して本戦スタートするものの、前回の北海道ラウンドのクラス4位から更なる好成績を目指してのスタートが、まさかのクラス10位(涙)。
以前ベストカー誌にも掲載されたショートホイルベースのエボテンの亀山晃選手から「僕もそういう経験があるから、慣れたら大丈夫だよ」とのアドバイスを貰い、次回に向けて準備しなくては。
いっぽうコクミは北海道ラウンドでのポイントゲットで気分良く福井ラウンドに乗り込んだものの、ホコリ対策の散水路面に誘われ大きくレコードラインを外してしまい、12位とポイントゲットならず。
落ち込むコクミ夫婦善哉コンビが救われたのは、ベストカーファンの皆様。金沢から応援に駆けつけて下さった安田夫妻は、今回は都合で来れなかった奥様のケータリングにお腹も心も癒されました。
全国各地のベストカーファンの皆様との繋がりも大切にしたいと思っています。
大会は、全国各地からトップドライバーが150台参加、全日本ラリートップドライバーからダートラにチャレンジ中の炭山裕也選手がオーバーオールタイムで優勝!
コクミ夫婦は福井から帰宅して、さっそく次戦のラリー出発の準備を整え、9月10日から帯広で開催されているラリー北海道に参戦。無事に完走目指して頑張ります。
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