キックスはe-POWER搭載! 小型SUVとして販売側も期待
パワーユニットは、1.5Lガソリンエンジン、1.6Lガソリンターボエンジン、そして目玉となる1.2Lのe-POWERを搭載する。
このe-POWERは、ノート、セレナに積んでいるユニットを大幅に改良、発電用の1.2Lエンジンは専用に開発、静粛性を向上、EVユニットも性能アップさせ、現行の極端に効くエンジンブレーキもリーズナブルな制御を行うべく改良している。
1.5LはFFのみで他のパワーユニットはいずれも4WDとの組み合わせで設定。駆動方式は改良型CVTを採用する。これによって月販5000台以上を売り、同分野ではトップシェア確保を目指し、増販攻勢をかける構えである。
【証言:首都圏日産店営業担当者】
現行ジュークは、すでにオーダーストップとなり、11月中旬現在では在庫一掃セール状態にある。
「NISMO」バージョンはまだ若干在庫があるが、他の標準グレードはボディカラーによって限りが生じている。オプションパーツもメーカーの工場での取り付け、ディーラー部品ともすべてが揃っているわけではない。
後継モデルについてのアナウンスはメーカーからまだ届いていないが、海外では新型ジュークや「キックス」というコンパクトカーは公表されている。
新型ジュークは、現行ジュークよりもひと回り大きく、キックスは小さいコンパクトサイズだから、日本で売られるとしたら、こちらの方と予想している。
e-POWERを搭載して発売すれば、必ず売れると期待している。
【画像ギャラリー】ジュークに替わり日本導入!! 新型キックスとは??
ティアナも年内いっぱいで生産中止
日産のFF最上級セダンである「ティアナ」は、2019年いっぱいで生産中止する。
11月中旬現在ではグレード、ボディカラー、オプションパーツの生産枠が次第に絞られ、オーダーストップになっているものも増えている。
「XE」、「XL」、「XV」の3グレードあるなかで、最上級の「XVナビパッケージ」についてはすでに終了。11月中にはすべてのグレードが生産終了する見通しである。
後継モデルの開発プロジェクトは動いていない。
今後はスカイラインやフーガなどFR車がカバーすることになる。最近のティアナの月販台数は登録ベースで140~190台にとどまっている。海外向けも低迷しており、生産維持が難しくなっていた。
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