■次期ルーミー/トールはどうなるのか?
文/ベストカーWeb編集部
では、次期ルーミー/トールはどうなるのか? ダイハツによる認証不正を受け、開発や認証に関しては、今後はトヨタが責任を持ち、ダイハツはトヨタから受託して開発を行う体制へ変更となる。ダイハツが小型車開発を行うことはこれまで通りだが、具体的にどのように変わるのか、まだ不透明だ。
現行モデルのパワートレーンは、ダイハツ製の排気量1L、直3エンジンで、WLTCモード燃費はターボ版が16.8km/L、NA版が18.4km/L。ちなみにヤリスは1.5L、直3NAエンジンで21.3km/L、ロッキー/ライズが1.2L、直3、NAエンジンで20.7km/L、現行のロッキーe-スマートハイブリッドは28.0㎞/Lだから、新型ルーミー/トールに積むことになればそれ以上の燃費になることが期待される。
ハイブリッドシステムは、トヨタのシリーズパラレル式ハイブリッドではなく、ロッキー&ライズで採用されたシリーズハイブリッド、e-スマートハイブリッド搭載モデルのみとなる。エンジン排気量はロッキー&ライズと同じ1.2Lもしくは1Lのどちらかになるだろう。
新型ルーミー/トールの発売は、ダイハツの認証不正問題の再発防止策として発表された「開発スケジュールを従来比1.4倍とした標準日程を制定」や「法規認証室(試験グループ)の人員を2023年1月比7倍へ増員」ということもあり、急がずにしっかりとしたクルマ作りが行われるだろう。
こうしたことを鑑み、早ければ2027年秋頃になると予想。つまり、現行モデルを2027年まで販売するということだ。最新情報によれば、そのまま販売するのではなく、2025年にビッグマイナーチェンジを受けるという。新生ダイハツが作るルーミー/トールに期待して待ちたい。
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