2025年の年明け、正月の余韻に浸る編集部に予想もしていなかった情報が飛び込んできた!! トヨタとマツダが本格スポーツカーを共同開発するというのだ。現時点で出せる情報は多くはないが、今わかっているすべてをお伝えする!!
※本稿は2025年2月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:マツダ、トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
スープラのプラットフォームから生まれるマツダ新スポーツ
2025年の年明け早々、編集部に衝撃的な情報が舞い込んできた。トヨタとマツダが提携関係を強化し、連携する領域を広げるというのだ。
2025年の春に正式発表する予定で、そこで何が明らかになるか現時点では不明なのだが、「衝撃的」というのは情報提供者のこの言葉があったから。「スポーツカーの共同開発を発表する可能性が高い」というのだ。
トヨタとマツダは2017年8月、互いに株式を持ち合うかたちで資本提携を始め、2024年9月末の時点でトヨタはマツダ株の5.1%を所有する第3位の株主となっている。
また、合弁で米国アラバマ州のハンツビル工場を建設し、2021年9月から操業を開始。
トヨタはカローラクロス、マツダはCX-50などを生産しており、このCX-50のハイブリッド車はTHS(トヨタハイブリッドシステム)を搭載するなど、すでに密接な関係を築き上げている。欧州で売られているマツダ2ハイブリッドは、トヨタ ヤリスのOEM車でもある。
そんななかで、ここにきてトヨタとマツダの交流がさらに深まっているのだという。
まず、ともに「走れるトップ」としてトヨタ豊田章男会長とマツダ毛籠勝弘社長は馬が合うのか、頻繁に連絡を取り合っているという情報がある。
そのうえでさらに注目なのは、マツダのエンジニアがトヨタガズーレーシング(TGR)カンパニーの開発現場に多数派遣されているという情報もあることだ。
スポーツカーでトヨタとマツダの関係が取り沙汰されたのは、2015年のマツダのコンセプトカー「RXビジョン」にまで遡ることができる。
このクルマと2022年の東京オートサロンで公開されたGR GT3のプロポーションがそっくりで、プラットフォームが同じではないか? という憶測が流れたのだ。
その真偽は今も不明のままだが、今回可能性があると言われているのは、それとはまったく別の話。トヨタとマツダは、2027年の登場が予想されている次期GRスープラを共同開発しているのではないかというのだ。
その件については別記事にて詳報をお伝えする。
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コメント
コメントの使い方万一 トヨタとマツダが提携して、次期スープラを造った場合、どちらが売れる?それに トヨタは未だBMWとの提携を解消していないし、トヨタの次期スープラには電動化技術が使われるだろうが、マツダにはソレが無い。
マツダじつは北米でcx-70に直6ターボ積んで
るからあながち無い話じゃないかも。
RX-visionみたいなスーパーカーではなく、スープラの共同開発だった。
ずっと現実的で、実現可能性も高いと思うけれど、他のMAZDAファンには極端に協業を叩く種がいる
それを黙らせる、最初から具体的な、できたら姿などのリークが欲しい。成功して欲しいから…