新型も多彩なバリエーション維持! 「クロス」追加の可能性も
パワーユニットは、660ccの標準エンジンと同ターボ、駆動方式の2WD、4WD、トランスミッションのCVTはいずれも大幅な改良で走行性&実用燃費を向上させる。
現行モデルは安全パッケージの「ホンダセンシング」を設定していないが、次期型ではN-BOX、N-WGN用のデバイスをさらに自動ブレーキや検知機能を中心に進化させて標準装備する見込み。
現行モデルでは「スタンダード」、「ツアラー」、「ロ-ダウン」などでグレード、仕様などを分けているが、次期型も個性分けによるバリエーションアップを展開することで幅広いユーザーに応える手法を採用するはずである。
SUVテイストの「クロス」の設定で幅広いユーザーニーズに対応させる可能性もある。
これによってホンダの軽自動車3モデルの新世代化が図られることで本格的な増販攻勢を加速させることになる。
販売店の声「明確にN-ONEのフルモデルチェンジが提示されている」
【証言1:首都圏ホンダカーズ営業担当者】
今秋発売予定の新型N-ONEでは、安全パッケージである「ホンダセンシング」の進化バージョンが標準装備されるはずだから、これによって人気はかなり回復することを期待している。
N-BOX、N-WGNともキープコンセプトでプラットフォーム、エンジン、足回り、駆動系などを刷新し、好調に売れているので、同じ手法で次期型N-ONEが世代交代しても売れるようになると予想している。
N-BOXも同じ頃ビッグマイナーチェンジし、商品ラインアップを強化すると聞いている。
4か月間生産中止していた新型N-WGNも、2020年1月から4か月ぶりに組み立てを再開しているので、今年後半からホンダの軽自動車は新ラインアップが出揃い、本格的な増販攻勢を展開することになる。
【証言2:首都圏ホンダカーズ営業担当者】
2020年度(2020年4月~2021年3月)のホンダ4輪車における新商品展開は、メーカー通達では今秋にN-BOXとオデッセイのビッグマイナーチェンジ、同じ頃N-ONEのフルモデルチェンジ、2021年が年初にヴェゼルの世代交代の4車種となっている。
つまり、明確にN-ONEのフルモデルチェンジが提示されている。
ただ、開発関係者の話では「現行モデルとデザインはあまり変わらない」としている。N-BOXやN-WGNのようなわけにはいかないが、中身が大幅にクオリティアップを図り、ホンダセンシングも最新のデバイスを採用するはずだから期待している。
登録車は、新型フィットが好調なスタートを切っているわけだが、軽自動車は3車種の新世代モデルが久し振りに出揃うので、両方の相乗効果で4輪車の販売が盛り上がることになると予想している。
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