【対ジムニーの新刺客はテリオスキッド後継!!?】 2021年もダイハツvsスズキは目が離せん!!!

■ダイハツ NEWコンパクトSUV(2021年12月デビュー予定)

●今年タフトをデビューさせるダイハツから、さらに2021年にはジムニー対抗の軽自動車ベースSUVが登場する!

 今年1月10日から開催されている東京オートサロンで軽クロスオーバー車の「TAFTコンセプト」を出展し、これが今年6月には市販モデルとして登場することを前号でお伝えしたが、

 ダイハツはさらにもう一台、軽自動車ベースSUVの開発を進めているという情報がある。

 ダイハツは2019年11月に発売した新型コンパクトSUV、ロッキーの売れゆきが好調。そのため、より一層SUVラインナップを強化したいという狙いが、今のダイハツ社内にはあるというのだ。

 さらに軽販売ナンバー1に向け、NEW軽ベースSUVは開発されているわけだが、それがスズキのジムニー対抗モデルなのだという。オフロード走行を重視したモデルで、今年登場のタフトとのすみ分けを明確にする計画だ。

ダイハツの新型コンパクトSUV(画像はベストカー予想CG)

 とはいえ、ジムニーのようなラダーフレームとパートタイム式4WDの本格クロカンではないのだが、駆動方式はFRベースの4WDになる可能性もあるという。

 ダイハツは2012年まで軽SUVのテリオスキッドを生産。これがFRベースのセンターデフ付き4WDを採用した本格的なSUVで、NEW軽ベースSUVはこのテリオスキッドのコンセプトを継承するモデルとなるという。

 そのため、通常のFFベースでもロッキーで採用されている駆動力を制御する悪路に強い4WDを搭載し、この4WD車が中心のラインナップになりそうだ。

1998年~2012年に販売されたテリオスキッドはFRベースのセンターデフ付きフルタイム4WDを搭載した本格的な軽SUV。新型軽SUVは同様の駆動方式が採用されるか? 要注目だ

 パワートレーンはタントに採用されている新しいKF型の0.66L直3ターボとCVTの組み合わせのほか、MT車も設定。1Lエンジン搭載モデルも用意され、ジムニー&ジムニーシエラの強力なライバルになるはずだ。

テリオスキッドと同様のFR?

■ダイハツNEWコンパクトSUV予想スペック
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1650mm
ホイールベース:2350mm
車両重量:990kg
エンジン:直列3気筒DOHC 0.66L+ターボ
最高出力:64ps/6400rpm
最大トルク:10.2kgm/3600rpm
価格:150万~190万円

【画像ギャラリー】アルトワークス、タフト、新型SUV…期待高まるダイハツ・スズキの新型車たちをギャラリーでチェック!!!

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